誰もが分かっていることではあるが、やはりマドンナは貪欲な “肉食系” であった。セクシー俳優として名を馳せたアントニオ・バンデラス(51)が、若い頃にマドンナの猛アプローチを受けてたじたじになったという過去を告白した。
『ポワゾン』や『デスペラード』で魅せた、ラテン男の情熱的でセクシーな愛。世の女性たちは、「こんな男に一度でいいから抱かれてみたい」とそれは夢中になったものだが、マドンナも例外ではなかったようだ。
バンデラスは、このほどファッション誌『ハーパース・バザー』のインタビューで、マドンナと危うく一夜の、いやそれ以上の関係を持つところであったことを告白した。マドンナと映画監督ガイ・リッチー氏の結婚生活がもしも続いていれば、決して語られることのない秘話であったはずだ。
「ずいぶん前のことだけれど、マドンナとディナーを共にしたことがあるんだ。彼女が一方的に喋っていて、でも僕はまだうまく英語を話せないような状況で、彼女の意図していることがサッパリ理解できなかった。」
「そのうち、同席している人から “マドンナは、あなたのことをかなり気に入っているんですよ” と言われたんだ。僕はもう、“本当ですか? どうしよう困ったなぁ。僕は結婚している身(最初の妻アナ・レサと)ですし…” なんて言って、どうにかはぐらかしたけれどね。」
「だってマドンナの言いなりになってごらんよ。そのままずるずると彼女のヒモになっていたかも知れない。僕はその頃、役者の道で頑張ろうって張り切っていた時だし、そんなのゴメンだからね。結局、ディナーの後は何事も起こらなかった。でもすごい圧力を感じたね。」
マドンナはお金があって、地位や名声があって力がある。だが、無名に近かったアントニオ・バンデラスを落とすことは叶わなかった。彼のこの告白を、マドンナのトーイ・ボーイと呼ばれて甘んじている(いた)若い恋人たちが耳にしたら、どのように感じるであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)