先日、この1年で最も稼いだハリウッドスターのランキングを『フォーブス』誌が発表した。1位はレオナルド・ディカプリオの推定77ミリオンドル、さすがと言わざるを得ない。では、ハリウッドのティーン・アイドルたちの稼ぎはどうなっているのだろう。
同誌のそのランキングでは、2位ジョニー・デップの推定50ミリオン、3位コメディ俳優アダム・サンドラーの推定40ミリオン、4、5位がウィル・スミスとトム・ハンクスの推定36ミリオンと続いた。どう考えても今のハリウッドはティーン・アイドルの活躍が素晴らしいが、彼らの稼ぎはそうした大スターの足元には全く及ばないのか。
とんでもない。 “オトナ顔負け” どころか、しっかりと “オトナを食っている” と言える。リッチなティーン・セレブと言って、まっ先に顔が浮かぶのはやはりマイリー・サイラス(18)とジャスティン・ビーバー(17)。米芸能誌『People』によれば(以下は全て推定額)、マイリーはここ1年で48ミリオン、そしてビーバーは53ミリオンを稼ぎ出し、ついに彼がトップに躍り出た。
ビーバーは主演映画『Never Say Never』、そして香水『Someday』が大好評であり、それらによる所が大きいというが、マイリーはコンサートツアーだけでその数字を稼ぎ出したというから、やはりマイリーには他のティーン・スターを寄せ付けないアーティストとしての魅力があるということになる。
他のティーン・セレブはいかがであろうか。例えば、先日20万ドルの高級スポーツカーを購入したテイラー・ロートナー(19)は16ミリオン。今年はじめに『Vanity Fair』誌が伝えた、“ハリウッドで昨年1年間に最も稼いだセレブ・トップ40” でも確認されていたが、今の彼は『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンやクリステン・スチュワートをしのぐギャラが必要な俳優となっている。
興味深い所ではジョナス・ブラザーズの中では、三男ニック・ジョナスが最高額の12.5ミリオン。ビーバーのガールフレンドであるセレーナ・ゴメスは5.5ミリオン。また、父ウィル・スミスに負けじとシンガーとして頑張っている娘ウィロウちゃん(10)が4ミリオン、『ベスト・キッド』に主演のジェイデン君(13)が5ミリオン。また美人姉妹でおなじみの姉ダコタ・ファニング(17)は4ミリオン、妹エル・ファニング(13)は1.5ミリオンだそうだ。大したものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)