先月26日に営まれた故エイミー・ワインハウスの葬儀。そこに長身ながらなるべく目立たないようにして立っていたのが、映画監督のレグ・トラヴィス氏（35）であった。エイミーと出会って2年、1年以上交際を続け、亡くなる前日にも会っていたボーイフレンドである。いや、彼は正しくは婚約者であったようだ。

英大衆紙『Sun』は今、エイミーは亡くなる数週間前にトラヴィス氏からダイヤの指輪を受け取り、プロポーズに、“Yes！” と答えていたこと、そして来年挙式の予定であったことを伝えている。

“Amy found love with Reg.” 父ミッチさんは葬儀の挨拶で、エイミーのラブ・ライフは順調であったこと、そしてエイミーが「愛する人たちのためにもうお酒は止めるから」と断酒を誓ったことを話している。交際当初から度々エイミーの自宅で過ごしているトラヴィス氏である。父も娘の幸せそうな顔が嬉しく、美しいウェディングドレス姿を見たかったに違いない。

確かに同氏は今年の春、『people.co.uk』に「エイミーと僕は結婚について真剣に話し合っている。今からではこの冬になると思うけれど、会場の予約も早くしなければ。ここから１か月半くらいの間に、色々と決めて行きたい」などと話していた。エイミーの葬儀では、「エイミーはあんなに元気だったのに。彼女は私が心から愛した女性。突然亡くなってしまうなんて…」と言葉少なに語っている。

エイミーはご存じの通り、ビザが下りないためにせっかくのグラミー賞受賞式にも出席できず、とにかく米国での音楽活動が許されなかった。これが叶えば、もっとプライドの高い歌手として活躍していたであろう。自堕落な生活で大事な仕事もファンも次々と逃してしまった上に、結婚も母になる夢もである。あの男に口説かれさえしなければ…。返す返すもジャンキーな元夫、ブレイク・フィールダー・シヴィルとの結婚が悔やまれてならない。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）