男に去られた彼女は、携帯電話にも振られたのだろうか？　今週の初め、プロモーション活動のためにフィリピンへ降り立ったパリス・ヒルトンが、空港で携帯電話2台を紛失していたことが分かった。果たして彼女の携帯電話は何処にいってしまったのだろうか!?

今週の日曜日、ドバイからフィリピンのマニラにあるニノイ・アキノ国際空港に降り立ったパリス・ヒルトンは、カバンの中からiPhone2台が消えていることに気付いた。空港スタッフに囲まれながら、同空港内の中央ホールで、カバンにあったはずの携帯電話を探すパリスの姿が目撃されている。

不動産会社が運営するリゾートホテルのコマーシャル撮影のためにフィリピンへやってきたパリスだが、現地のメディアが殺到し国賓さながらの歓迎ぶり。そのVIPの大事な携帯電話が無くなったとあり、すぐに清掃スタッフが彼女の搭乗していた機内の中をくまなく捜索にあたった。

こうして空港と航空会社を巻き込んでの捜索劇となったものの、残念ながら機内に彼女の携帯電話は見当たらず。パリスが搭乗していた機の航空会社は「どの乗客の持ち物も、機内には見付からなかった」と発表。最終的にパリスの携帯の行方は、分からずじまいとなってしまった。

一方、空港側も、携帯紛失の件について公式アナウンスを発表し、パリスの携帯電話はフィリピンに到着する以前に紛失したのではないかと結論付けた。

「空港に到着してから携帯をなくしたわけではないと思う。飛行機がフィリピンに着く前に無くなったのではないか。」と語る広報担当のコニーさんは、「ヒルトンが中央ホールを歩いていたところ、立ち止まりバッグの中を探していた。」と述べ、彼女が飛行機から降りている時には既に携帯を探していた点を指摘した。どうやらドバイで紛失した可能性が濃厚だ。

このようにフィリピン訪問と同時にトラブルに見舞われたパリスだが、ビジネスの場面ではしっかりした一面を見せたのも事実。「センチュリー不動産と一緒に仕事が出来ることを楽しみにしています。多くの人に幸せをもたらす場所をデザインすることのお手伝いしたい。」とコメントし、不動産会社側も彼女のことをベタ褒めだ。彼女はTwitterでも新規のビジネスに興奮する様子を見せている。ワガママなセレブというイメージの強いパリスだが、意外にビジネス方面で才能を発揮するようになるかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　クローン中山）