「お楽しみ」はしばらくお預けだ。昨年の後半、AV女優を相手に裁判を起こしていたチャーリー・シーンが、先週の金曜日に訴えを取り下げていたことが分かった。チャーリー側の弁護団は、「一時的に訴えを取り下げた」だけというが、果たしてその理由とは?
昨年末から続いていた泥沼の法廷劇。チャーリー・シーンは、カプリ・アンダーソンの名前でAV女優として活動しているクリスティーナ・ウォルシュさんに対して裁判を起こしていたが、先週の7月29日に訴えを取り下げた。チャーリー側は、クリスティーナさんの居場所を見つけることが出来ず、裁判に呼び出すことが出来なかったのだという。
チャーリーが、クリスティーナさんに対して訴えを起こした事の始まりは、以前ホテルで彼が起こした泥酔事件にまで遡る。昨年の10月に、ニューヨークの高級ホテルと知られる「プラザ・ホテル」 で宿泊したチャーリーとクリスティーナさんだったが、泥酔した彼は、部屋の備品を壊し暴れるなど、精神的に不安定な状態でいるところを病院へ搬送されたことは以前に報じたとおりである。
この時、バスルームに立てこもりセキュリティーを呼んだというクリスティーナさんは、「グッド・モーニング・アメリカ」に出演し、800万円相当のお気に入り高級時計を無くしたことに腹を立てたチャーリーが、彼女の首を絞めたことなど当時の状況を暴露。また、チャーリーに対して訴えを起こしていた。
一方、これに腹をたてたチャーリーも応酬。「恐喝目的でメディアにでっち上げの話を語ったものであり、彼のキャリアにダメージを与えた」として、クリスティーナさんに対し訴えを起こした。彼が時計を紛失して暴れたというクリスティーナさんの主張に対しては、彼女が時計を盗みバスルームに立てこもったとしており、また暴力を振るったとする点についても否定。相互に主張の食い違いを見せていた。
現在、海外芸能サイト『TMZ』が、クリスティーナさんにインタビューしたところ、彼女からは「チャーリーは私を裁判に呼び出すことができなかったわ。これ以上何も言うことはない」とコメント。「一時的に訴えを取り下げた」というチャーリー側の弁護士は、彼女を見つけ次第、法廷でのバトルを再開するつもりである。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)