イギリスを代表する有名人の1人に、サイモン・コーウェル(51)がいる。成功した音楽プロデューサーである彼はTV番組『The X Factor』の審査員としても大人気であるが、そんな富豪サイモンには、我々一般人には想像さえできない野望があることが分かった。
このたび『GQ』誌の9月号に、サイモンの仰天告白が掲載され大きな話題になっている。なんとこの男、自分の死後に遺体を冷凍してくれと希望しているらしい。将来医学がさらに進歩したとき、自分の体を解凍して生き返らせてほしいという。もちろんその後に治療を受け、彼は再び人生を謳歌する野望を持っているのだ。
「その方法がうまく行かなかったら、それでよし。うまく行ってくれれば嬉しいぜ。もしこんな話がうまく行くとするなら、第二のチャンスをゲットしたっていいだろう? 俺的にはうまく行くと思っている。何、クレイジーって思うって? この俺からしたら名案だよ。」
いやはやクレイジーの一言に尽きるに決まっているが、ここまで成功したサイモンにとっては不死もまた夢ではないのかもしれない。2010年2月にはメイクアップ・アーティストであるメーガン・フサーニーさんと婚約したサイモンであるが、未来の妻フサーニーさんも「もしかしてアタシも冷凍されるかも」と非常に気がかりなことだろう。
もはやセレブの間では珍しくないのがアンチエイジングへの取り組みであるが、その究極こそが死後の冷凍保存と言えるのかもしれない。2009年に急逝したマイケル・ジャクソンは酸素カプセルで眠ることで長寿を夢見ていたと言われるが、億単位の金を手に入れた人間の脳は、我々のそれとはまったく違うレベルで老いや死を捉えるものなのかもしれない。
いやはや、ビックリの一言に尽きる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)