リンジー・ローハン(25)の弟コーディー君(15)が大変恐ろしい目にあったという報道がメディアを賑わせている。いったい彼に何が起こったのか。
ローハン一家には子供が4人いる。ご存知リンジー(25)、マイケル(24)、アリ(18)、そして末っ子のダコタ、通称コーディー君(15)である。3年前になるが、実は母と離婚した父マイケルに隠し子がいたことが発覚したため、リンジーと同じ血が流れる子供は実は5人であるが、リンジーの母ディナが産んだ子供達の中ではこのコーディー君が末っ子であることは間違いない。
そのコーディー君本人が、ナッソー郡警察に自ら通報したのは木曜日のこと。警察が芸能ニュースサイト『TMZ』に語った内容によると、コーディーの携帯電話には不審者からの電話が絶えないらしく、その内容は「お前に危害を加えてやる。」という極めて物騒なものだという。それに恐れをなしたコーディー君が、たまらず自ら通報したことで今回の脅迫事件が明るみに出たのだ。通報を受けた警察はローハン家に急行し、事件の手がかりはないかとローハン家をくまなく捜査したが、残念ながら事件の解決につながるようなものは何も見つからなかったという。脅迫電話の発信者は依然として不明のままである。
セレブが一部の熱狂的ファンに脅迫される事件は珍しくない。最近ではジャスティン・ビーバーの元カノが恐ろしい脅迫を受けた事件が明るみに出たばかりだが、コーディー君のケースも決して軽視できるものではない。日本では知名度の低いコーディー君は、アメリカでは2008年5月から9エピソード放映されたリアリティ番組『Living Lohan』に出演した上、姉アリと共にDJ活動をして報道されたこともある、いわゆるセレブ候補生といったところなのである。今回の電話の主がセレブを狙う悪質なストーカーでないとは言い切れない。
キム・カーダシアンの挙式に出席した母ディナはいまだLAに滞在中ということであるが、コーディー君は母のいないニューヨークの自宅で怯えきっているはずだ。ほんの数日前、コーディー君のMySpaceには「眠れない」というたった一言のメッセージが残されていた。
物騒な世の中である。一日も早く事件が解決することを祈るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)