20日に「世紀の結婚式」を終え、新婚ホヤホヤのリアリティTVスター、キム・カーダシアン(30)とNBAニュージャージー・ネッツのクリス・ハンフリーズ選手(26)が短い新婚旅行にヨーロッパに旅立った一方で、式を終えたハンフリーズ選手の両親は、故郷のミネソタ州にエコノミークラスの飛行機で帰って行った。
カリフォルニア州モンテシートの富豪の豪邸で行われたキムとハンフリーズ選手の豪華結婚式から2日経った22日、新婚ホヤホヤの2人がロサンゼルス国際空港に姿を現した。
グラマラスな胸元を強調したブラウンのマキシドレス姿のキムと、白いTシャツにブラックのパンツのラフな姿のハンフリーズ選手は、お互いにサングラスの下に顔を隠し、腕を組み時には額を寄せ合いながらアツアツに空港ロビーを通り抜けて行ったという。もちろんキムの指には、あの20.5カラットのダイヤモンドの婚約指輪に加え、ダイヤモンドの並んだ結婚指輪がキラリと光っていた。
2人の行き先は明かされていないが、ヨーロッパのいくつかの都市を短く回るハネムーン旅行に出かけて行ったという。キムは当初、仕事のスケジュールが忙しく、来夏までハネムーンはおあずけにすると宣言していたが、今月末に予定されているというニューヨークでの結婚を祝うパーティーまでに、2人だけの時間を作り出そうとしたようだ。ちなみにこのニューヨークでのパーティー、当初「2回目の結婚式では?」と噂されていたが、キムはこれをツイッターで否定し、ただの「NYへのウエルカム・パーティー」であるとしている。
一方、新郎ハンフリーズ選手の両親、父ウィリアムさんと母デボラさんはロサンゼルスを発ち、自宅のあるミネソタ州に帰って行ったが、彼らはデルタ航空のエコノミークラスの飛行機に乗って行ったそうだ。カーダシアン家の面々はいつもファーストクラス、もしくはプライベートジェットによる派手な旅がお好みであるのに対し、新郎の家族はいまだ庶民派のよう。カーダシアン家も、1000万ドルと言われる結婚式の予算があるならば、新郎の両親にファーストクラスの往復チケットくらい、ポンと出してあげたらいいのに…。
しかしそんな世間の哀れみをよそに、ハンフリーズ選手の両親はロサンゼルス空港を出発する直前にパパラッチ達に囲まれ、「おめでとうございます!」と声をかけられ非常に嬉しそうだったという。母のデボラさんは、キムが式前日に着ていたのと同じデザインの、背中に「Team Hump」と書かれた白いトラックスーツを着て現れ、Tシャツに短パンというラフな服装の父ウィリアムさんとスーツケースを引いて搭乗口へ向かった。
嫁にリアリティスターのキム・カーダシアンを迎えたことについて、父ウィリアムさんは芸能誌『Life&Style』に以前「とてもハッピーだ。ちょっとクレージーで突風が吹いたようではあるが…。」と語っていた。しかし、パパラッチや芸能リポーターの注目を浴びることについては、「慣れていない。出会った誰かと会話を始めても、その人がマイクを付けていることに気がつかないんだ。」と話している。
息子のハンフリーズ選手が、カメラに全てを晒すことがお好きなリアリティスター一家に婿入りした以上は、父母もそろそろパパラッチの扱いに慣れたほうがいいかもしれない。しかし、その前に仮にもカーダシアン家の「In-laws(義理の父母)」になったのだから、まずは息子のNBAマネーに頼ってでも、エコノミークラスをビジネスクラスくらいにはランクアップしたらいかがだろうか?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)