女優ミラ・クニス(27)が、新作映画『お得な関係(原題:Friends with Benefits)』のプレミアで訪れたロシアで記者会見の最中、ロシア人記者のちょっと失礼な質問に、共演したジャスティン・ティンバーレイク(30)代わってロシア語でペラペラと応戦。見事会場の笑いを取ってみせた。
6月には俳優ブラッドレイ・クーパーが、主演映画の『ハングオーバー!2』の欧州プレミアで仏TV局のインタビューを受けた際、堪能にフランス語を操ってみせ、人々を感嘆させたが、今度はウクライナ出身で7歳の時にロサンゼルスに移住したミラが、堪能なロシア語で周囲を唸らせた。
モスクワで行なわれた『お得な関係』の記者会見で、ジャスティンと並び、記者の質問を受けていたミラだが、ある女性記者がロシア語で「どうしてジャスティンはもう音楽を辞めてしまったの?」という質問をした。
通訳のレシーバーを付けて翻訳された質問を聞きつつも、答えに詰まってしまったジャスティンに、ミラが助け船を出した。それもロシア語で。身振り手振りも交え、「映画の何がいけないの?」「それってどんな質問なわけ?」「それにどうしてあなたがここにいるの?」などと矢継ぎ早に女性記者に「逆質問」して、会場全体の笑いまで取った。
ジャスティンはこのやりとりに全くついていけず、完全に「?」マークが頭の上に出たような状態で、困惑。途中でミラが、「私の言ってることも、通訳されてるわよね?」とジャスティンに確認すると、「されてるけど、遅れて通訳されるんだよ。」とジャスティン。
結局ジャスティンは質問そのものには答えず、会場はミラのロシア語での応戦にくすくす笑いが満ちたまま。ジャスティンは照れ隠しに「ミラはオレのボディーガードだよ。」と言うと、会場はまた笑いで一杯になった。美貌に演技力、そしてバイリンガルと、天はニ物も三物もミラに与えていたようだが、今後は『007』でロシアから来た女スパイの役柄なんて、いかがだろうか? 彼女にピッタリでは!?
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http://www.youtube.com/watch?v=oGhQU3FrA9o
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)