ロックシンガーのミートローフ(63=本名マーヴィン・リー・アーディー)が、ペンシルベニア州ピッツバーグでの公演中に失神したことをお伝えしたばかりだが、そのミートローフが3日後にまた別の公演で失神した。1週間に2回も倒れるなんて、さすがに本格的な休養が必要では?
先月28日には、ピッツバーグでのコンサートで、ヒット曲『I’d Do Anything for Love (But I Won’t Do That)』を歌い上げた直後に、舞台上で突然倒れ、10分間失神してしまったミートローフ。その後無事立ち上がり、残りのステージをこなしたものの、その後も失神の原因とされる持病の喘息は悪化するばかりのようだ。
そのたった3日後の31日、ミートローフはニュージャージー州レディントンで開かれた気球フェスティバル『New Jersey Balloon Festival』での屋外ステージに現れた。
会場の『Solberg Airport』のフィールドを埋め尽くした観客を前に、「君達が見ているのは、63歳のオレだ。」「昨日はオハイオ州のコロンバスで公演をしたばかり。」「ここの会場の熱指数は38℃で、でもオレは全身黒い服を着てるってわけだよ。」などと語っていたミートローフだが、ヒット曲『Two Out of Three Ain’t Bad』を含む全てのナンバーを無事パフォーマンスした後、バックステージに戻ってくるなり倒れてしまった。酸素マスクとボンベを持って来るようリクエストして、失神してしまったという。
酸素を吸入すること10分、ミートローフは無事起き上がり、それ以上の医療行為を受ける必要はなかったそうだ。確かに会場は暑く、屋外でミートローフは全身黒のスーツ姿だったものの、1週間に2度も倒れるとはさすがに気がかり。忙しいスケジュールを中断して、一度医師にきちんとみてもらったほうが良いのでは?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)