あまりにも頻繁に裁判所通いをしているリンジー・ローハンのこと。ニュースにするのもどうかと思い、21日にも出廷していたことは完全にスルーのつもりでいたが、ひとつだけ面白い話題を提供してくれたのでご紹介したい。

リンジーは21日、ショーン・チャップマン・ホリー弁護士を伴って、ステファニー・ソートナー判事の待ち受けるLA郡上級裁判所に出廷した。今年1月のネックレス窃盗事件に関して命じられた、地域奉仕活動その他についての進捗状況を報告するためである。

この日、黒いロングドレスに、お値段は約10万円というクリスチャン・ルブタンのヒールを合わせて法廷に臨んだリンジー。
地域奉仕活動についての報告はまずまずの出来であったようだが、判事はリンジーに 「義務付けたはずの、UCLAメディカル・センターでの心理療法士とのカウンセリングがコンプリートしていませんね。どうなっているんですか？」 と尋ねた。

だがチャップマン・ホリー弁護士の答えは「財政面でちょっと問題があり、そこまで手が回りません」というもので、これには当然ソートナー判事も眉をひそめ、さらにこう言い渡した。
「では21日間猶予を与えますので、金銭面での問題をきちんと洗い出し、それを見直してからカウンセリングを開始するように。それでもカウンセリング費用を支払えないというなら、誰かのヘルプが必要でしょう。」

これにはリンジーもきちんと「分かりました」と頷いたというので、しかるべき行動に出るものと思われる。いざとなれば、この靴や高価なファッションアイテムをオークションに続々と出品か。支払が続く保釈金に弁護士費用でアップアップ、カウンセリング費用まで支払えない…でも裁判所にはプライドの「ルブタン」である。転落しても人の注目を浴びている限りはセレブ、本当に大変そうだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）