元プロレスラーで、現在はタレントとして活躍中のハルク・ホーガン（57）。彼との先の結婚生活について、元妻リンダ・ホーガン（51）がこのほどNBCの朝の人気番組『Today Show』に出演し、発表したばかりの自伝のプロモーションを行った。気になるその内容は…!?

ホストのマット・ロウアーを相手に、あれこれ喋るリンダ。『Wrestling the Hulk：My Life Against the Ropes（原題）』という自伝が出版され、そのプロモーションを兼ねてのインタビューとなった。その本の中に「気になる部分がある」とロウアーはツッコミを入れた。

“ハルクは私のシャツ引き裂いた。ランプだってぶん投げた。喧嘩になれば彼は私をベッドに倒し、喉を締め付けるように押さえ付けた。扉をすごい勢いで閉め、壁をひどく叩いたことだって…。私はいつだって恐れていたわ。このキレ易い男と一緒にいたら、いつか自分が殺されるとね。”

こうしたDV行為をハルク自身はどう捉えていたのだろうかと尋ねられると、「彼は一度だって私に謝ってくれたことや、反省している様子を見たことはないわ」とリンダ。警察などへの相談は？という質問には、「怖くて出来なかった。何か言えば大変なことになるんじゃないかとね。でも私は、殺されたニコール・シンプソン（夫O・J・シンプソンが被疑者であったが刑事上は無罪に）の二の舞だけはイヤだった」と語った。

お茶の間の人気番組であった、ホーガン・ファミリーによる05年からのリアリティ番組『Hogan Knows Best』。左手薬指に指輪のタトゥーを彫り、何事にもマメなハルクはまさに妻を愛する優しき夫、頼れる父であった。

もっともこのファミリー、07年の夏からはボロボロとメッキが剥がれた。息子ニックが飲酒運転事故を起こし、ハルクには娘ブルックの女友達との長期にわたる不倫関係が発覚。リンダは同年11月にハルクに離婚を突き付け、裁判は財産争いで泥沼化し、結婚25年となる09年7月に離婚が成立した。

現在のハルクはというと、22歳も年下のジェニファー・マクダニエルさんと昨年12月にフロリダ州の自宅にて結婚式を挙げ、人生の再スタートを図ったところである。同じ失敗を二度と繰り返してはなるまい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）