派手なヘア・スタイリングの代償は高くつくものらしい。最近、頭髪の抜け毛が気になるレディー・ガガは、脱毛症治療薬の使用を始めたという。現在25歳になるレディー・ガガだが、これまでパフォーマンスのために大胆なヘアスタイルチェンジを繰り返してきたのが原因と見られている。

イギリスの『The Sun』紙が報じるところによれば、これまで繰り返し髪の毛をカラーリングしてきたことが原因で、抜け毛に悩んでいるという。奇抜なファッションとヘアスタイルは、彼女のトレードマーク。「何年にもわたり、彼女の髪の毛はストレスに晒されている。」このように関係者は明かしている。スタイリングのために多くの化学薬品を使っていることから、それが毛の根元にあり毛髪を作り出す毛包を傷めてしまったようなのだ。

上記の関係者が語るところによれば、レディー・ガガが、抜け毛の悪化に気付いたのは、モンスター・ボール・ツアーの最中のこと。クシで髪の毛をとかしたところ、抜け毛が彼女の手やフロアにギッシリ。この抜け毛の多さに驚いた彼女は舞台裏に駆け込んだという。

実際に、レディー・ガガ自身も、既に抜け毛の悪化について言及している。今年の3月末に『People』誌とのインタビューにおいて「私のブロンドの髪の毛が抜け落ちているの。」と、自身の抜け毛を心配する心情を告白している。

そんなレディー・ガガが育毛剤に選んだのは、脱毛症治療薬「ロゲイン」。このロゲインは、血管を拡張することで毛髪に流れる血流を改善することを狙ったもの。薄毛に悩むウィリアム王子を、是非イメージキャラクターにという動きもあったことは以前にも報じた通りのロゲインだが、米FDAからも承認されているものとしては、数少ない脱毛症治療薬の一つだ。

多くのファンの視線を浴びる彼女にとって、髪の毛を維持することは死活問題である。「彼女はロゲインを使うことで、傷んだ髪の毛が元に戻るのを期待している。」このように関係者は語った。毛包は再生することは出来ない器官であるため、一度破壊されてしまうと髪の毛が元に戻るのは難しい。ロゲインの使用を始めたレディー・ガガの毛髪が元に戻るかどうかは分からないが、意外に髪の毛の悩みを抱えている女性セレブは多いのである。
（TechinsightJapan編集部　クローン中山）