超有名セレブのパリス・ヒルトンが、ABCのダン・ハリスとのインタビューでイライラを募らせ、ついには退席してその場を凍りつかせた。
「自分の好きなことをやって、好きなものが買えること。それが大好きなの。両親にいちいち許可を得なくてはならないなんて嫌。大人ですもの。」
ダン・ハリスとのインタビューでそう語るパリスは、いつもより目つきも険しく、ずいぶんと落ち着いているように見えた。が、やはりパリスはパリス。インタビューの最中に厳しい質問をぶつけられるやいなや苛立ちをあらわにし、ついにはムッとした表情で退席してしまったのだ。
キム・カーダシアンをはじめ他のセレブたちにも押されぎみな上、自身の番組である“The World According to Paris”の視聴率も低迷していることを指摘されてしまったパリス。そういう状況が気になるかというダンの意地悪な質問には「いいえ」と即答したものの、「もう君の時代は終わったと思う?」というなんとも残酷な質問に対しては、答えることさえせずに帰ろうとする始末。「もうインタビューは終わりにしたいわけ?」とひるむことなく突っ込む意地悪ダンとは目もあわせず、パリスはさっさと出て行ってしまった。
スタッフらの尽力で結果的には戻ってきたパリス。最後には自身が飼い犬に与えている巨大な犬小屋について話した上、ハグをしてダンと別れたのであった。
しかしパリス、やっぱり綺麗である。落ち着いた声でインタビューに応じた彼女は、実は案外知的な女性なのかという印象を受けた。「地声は低いって本当?」というダンの質問にも「ええ」と正直に答えたパリスは、今までのおバカさんキャラを一新して知的なビジネスウーマン路線で売り出しさえすれば、本人が思う以上にショービズ界でもてはやされる気がする。
次から次へと男を変える生活から、自分を高める一歩を踏み出す時期にきたか、パリス! しかし飽きられることなくここまで来たということは、世間はやはりパリスを放ってはおけないということ。これからパリスの良い話題がたくさん聞けることを切に願う。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)