LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、性転換者)のファン層はレディー・ガガのアルバム売り上げup戦略に利用されているだけ。そんな一部の誤解に対し、レディー・ガガが「本当に馬鹿馬鹿しいわ」と息巻いた。
レディー・ガガといえば自身もまたバイセクシャルであることを公言しているように、いわゆるLGBTコミュニティーとは何かと深いつながりがある人物。当然ながらLGBTコミュニティーに属するファンからも圧倒的な支持を得ており、それゆえに「アルバムの売り上げを伸ばしたいがために、LGBTという名前を利用しているだけじゃないのか」という疑惑の目が向けられているのだ。それに対しガガは『Advocate』誌のインタビューでこう反論している。
「ファンに対する私の愛は純粋なもの。アルバムを売るためにゲイ社会を利用してるだなんて、そんな馬鹿な話ってないわ。」
ガガほどのスターになれば、本人の思惑をよそに、実に勝手な嫉妬がらみの憶測がいかにも真実かのように受け取られ報道されてしまうものらしい。東日本大震災により日本が大変なダメージを負った際、ハリウッドセレブの中でも真っ先にブレスレットをプロデュースした歌姫ガガ。売り上げは全額日本に寄付されたといい、本人も直接日本の地を訪れ「安全で美しい日本」を世界に向けて猛アピールしたのであった。が、やはりである。売上金が全額日本に渡っているのはウソだろうという義援金詐欺疑惑が浮上して、事態は訴訟という形にまで及ぶ結果となってしまった。
現在オーストラリアに滞在中のガガ。日本で月曜に放映されたガガ出演の「SMAP×SMAP」について、「私のパフォーマンスと料理のコーナーがスマスマで放映中よ。かわいいモンスターたち。」と陽気にツイートしながらも、本当は数々の噂や疑惑にGive me a break(いい加減にしてよ)という心境なのではないだろうか。これからもどうかめげることなく、元気で奇抜、そして超強気なガガとして突っ走ってほしいものである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)