結婚式を間近に控えたリアリティTVスターのキム・カーダシアン（30）だが、「禁」を破って、婚約者NBAクリス・ハンフリーズ選手（26）のバッチェラー・パーティ（独身最後を祝うパーティ）を「クラッシュ」してしまったらしい。将来の「カカア天下」が目に見えるようなエピソードである。

一説には式が来月20日に迫ったとされるキムとハンフリーズ選手。式の前にはもちろん“独身最後を祝うパーティ”がお約束。通常は、男性は男性だけで、女性は女性だけで、別々にばか騒ぎをするのが定番だが、キム達は決まりに従わなかったようで、ハンフリーズ選手の「バッチェラー・パーティ」と、キムの「バチェロレット・パーティ」が同じ日に、隣り合わせの会場で開かれた。それもこれも、リアリティTV番組『Keeping Up with the Kardashians』撮影のクルーを入れるためらしい。

キムのパーティは彼女の行きつけの店、ラスベガスのナイトクラブ『Tao』で開催され、胸元の開いたセクシーなベージュのミニドレスを着たキムがティアラをかぶり、「Bachelorette」と書かれたピンクのたすきをかけて、20人あまりのゲストと共に、ダンスしまくって盛り上がった。

男性ストリッパーがテーブルの上に現れストリップをしたり、男性の大事な部分の形をしたストローとケーキが出されたり、典型的なバチェロレット・パーティで、妹のクロエ（27）、姉のコートニー（32）、母クリス・ジェンナー（55）も出席しキムの独身最後の一日を祝った。

一方の婚約者ハンフリーズ選手は、姉妹クラブの『LAVO』で男性の友人と共にパーティを開いていたが、ここには何故か女性のストリッパーなどの「華やかさ」は一切なしで、「野郎オンリー」のむさ苦しさ。実はキムのパーティ会場には、なぜか下着姿の「女性」ダンサー達が踊っていたといい、もしかしてキムが婚約者のバッチェラー・パーティを事前に「検閲」して、セクシーな要素を排除してしまったのかも？　また、バッチェラー・パーティの会場はキムの会場のすぐ隣であったため、彼女が午前2時過ぎに、「禁」を破って彼のパーティをクラッシュしにやってきたそうだ。もちろんリアリティTVのクルーも一緒である。

VIPブースにいたハンフリーズ選手は、DJに合わせて歌を歌ったり、男友達と飲んだりしてパーティを楽しんでいたそうだが、キムがやって来たのを見てショックに一瞬凍り付いたそう。しかし未来の花嫁を無下に扱う訳にもいかない彼は、会場にいた全員の前でキムに熱いキス！会場を沸かせたという。

キムがハンフリーズ選手のパーティをクラッシュしたのは、わずか10分足らずだったというが、男性だけの「ガイズ・ナイト」の楽しみを奪われたら、普通の男性はすねたり怒ったりしてしまうもの。しかし、何かにつけキム主導のこのカップル、キムがこうと決めたことには、異論など唱えられない様子。ハンフリーズ選手は、もうすでにキムに身も心もコントロールされる準備が出来ているようである。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）