ランジェリーブランド『ヴィクトリアズ・シークレット』のモデルで、夫の俳優オーランド・ブルーム(34)との間に長男を出産したばかりのミランダ・カー(28)。このほど出身地オーストラリアの女性誌に、出産時に体験した「臨死体験」について語った。
今年1月に長男、フリン君を27時間という長く苦しい分娩の末、無事出産したミランダ。分娩室では、いつ産まれてもいいように、イケメン俳優の夫ブルームに尿瓶を渡し、そこで用を足すようにしてもらっていたという仰天の逸話をTVトークショーで披露、話題となっていた。
そのミランダがこのほど、豪『InStyle』誌に、さらなる仰天の出産秘話を明らかにした。「分娩中、ある時点で自分は死ぬんじゃないか、と思ったの。そして私の意識が私の体を離れていったわ。」何と彼女は痛みのあまり幽体離脱してしまい、臨死体験をしてしまったのだという。「痛みがあまりにひどくて、私は自分の体を上から見下ろしていたのよ。」
彼女は以前、『People』誌に「鎮痛のための薬剤などを使わない自然分娩」だったため、夫ブルームがベッドサイドで終始励まし続けた上での長くて難しいお産であった、とだけ語っていた。今回、彼女は「他の女性達はどうやって出産をしてきたのか、ずっと考え続けたの。他の人にできるなら、私も自然分娩が出来るはずって(鎮痛剤などは使わないと)決めていた。」と振り返った。
臨死体験をするほど壮絶な陣痛に耐えながら、フリン君を出産。しかしその後すぐにボディも元通り、周囲を驚かすようなスレンダーな姿で現れ、モデルとしてのプロ根性を絶賛された彼女。しかし、そんなミランダでもフリン君のためなら、体型が元に戻らなくても構わないとすら考えていたそうだ。
「フリンはとても大きいベイビーだから、私はこう思ったの。モデル業よりも、他にもっともっとやってみたいことがある。もし健康的な息子を持てるなら、別に私の体が元通りに戻らなくても生きていけるってね。」ミランダはまた、フリン君の育児のために、生まれ故郷のオーストラリアに一家で引っ越すこともありうる、ともほのめかしている。
同じく『ヴィクトリアズ・シークレット』出身のママモデルといえば、ジゼル・ブンチェンがいるが、彼女も出産を機にキャリアが大きく変化を遂げた女性の一人。ミランダの場合も、苦労して産み落としたフリン君の出産体験が、今後の彼女のキャリアと人生に大きく影響を及ぼしていくことは間違いないだろう。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)