このほど、英紙「The Independent」のインタビューに応じたアンジェリーナ・ジョリー(36)。世界を転々とするその暮らしの中で、子供たちの通学はやはり難しい。そのあたりを、アンジーは悩んでいるのであろうか。
ブランジェリーナ・キッズは揃ってイタリアやフランスでの暮らしに順応しており、幼い子の言語習得の速さにはブラピも完全に脱帽している。世界を旅することが好きなブランジェリーナ・ファミリーにとって、“安定感” の文字はそもそも魅力がないようだ。
だがやはり気になるのは、子供たちの教育がホーム・ティーチング頼みになっているということ。1番上のマドックス君はこの夏には10歳にもなる。だがアンジーは、「我が子の意欲や興味に合った教育方法は何かしらって、どこの親もあれこれ模索しているものよ。現在の学校教育がどれほど魅力的なのか、ちゃんと示してくれる本くらいあればいいのにね」と不満そう。
「義務教育だからとその土地の学校に行かなくてはならない場合でも、私は子供たちが帰宅したら “宿題なんてサッサと片付けて!” と言うでしょうね。だってウチの子たちは、むしろ探検に出かける方が合っているもの。博物館の見学をしたリ、ギターを習わせたり、好きな本を自由に読んで過ごして欲しい。一人ひとりの個性を伸ばす教育を考えてあげたいのよ。」
「インターネットの力はすごいわ。オンライン・ブックスなんていう時代よ。でも情報過多になっているその世界にはテコ入れが必要。もっと良質のものに変わるよう、大人が真剣に考えてあげなければならないわ。」
そう、ブランジェリーナは子供たちをダラ~ッとPCの前に座らせておくわけには行くまい。検索画面に “Angelina Jolie Naked Photos” などと入力されたらタイヘンだ。博物館、図書館、カルチャー教室通いでクタクタに疲れさせてしまうのが無難であろう。
だが学校は学力を伸ばすだけではなく、他の子供たちとの交わりで社会性と視野を広げ、異なる価値観を受け入れる場でもある。かけっこからスペル・コンテストまで、きょうだいではなく同学年の子と競い合ってこそ楽しいものも多い。そういうことへの興味を子供たちが口にした時は、やはり学校に通わせてあげて欲しいものだが、さてどうなることやら…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)