ママがその家庭に長年仕えていたから？　それとも、その憧れは遺伝子的なもの？　先に発覚したアーノルド・シュワルツェネッガーの隠し子については、すでに学校も住所も名前も明らかになっている。現在13歳のこの少年について、いとこが英紙に興味深いことを語った。

シュワの隠し子の身辺が色々と明らかになっていることは、先にお伝えした通り。何しろその子を出産した母親のミルドレッド・パトリシア・バエナさんは、自分たちの素性を隠そうともしない。ついに少年の名がジョゼフ・アンソニー・バエナ君であることも分かった。そんなジョゼフ君について、彼のいとこであるホルヘ・ペーニャさんが、英紙「デイリー・スター」に面白いことを語っている。

「ジョー（ジョゼフ）はもうアーノルドに心酔しきっていたね。その頃は彼に夢中になるのがクールだったんだ。でもジョーの様子はとりわけスゴかった。『ターミネーター2』のビデオを宝物にしていて、それを1日中見ていたよ。」

シュワ・ファミリーはスタッフとそのファミリーを交えたバケーション、いわゆる慰安旅行を恒例にしていたが、ミルドレッドさんは姉妹であるホルヘさんの母親を誘い、ホルヘさんも同行。こうしてアーノルドと親しくなっていったという。

「まるでひとつの大家族のようだった。アーノルドは誰に接する時も、カッコいいおじさんって感じだった。ジョーのこともすごく可愛がっていたけれど、特別扱いはなかったように思う。」

気になるのがココ。ある慰安旅行でミルドレッドさんは、当時ジョゼフ君の父親だとされていた元夫を同行したのだが、ジョゼフ君は誰がどうみてもその元夫に似ておらず、むしろシュワにソックリだとして度々話題に上っていたというのだ。

「僕たちはいつもジョーをからかっていたよ。お前のパパ、アーノルドなんじゃないの？　ホントよく似ているよって。ジョーは笑い飛ばしていたけれどね。」

元スタッフであった人物からは今、「同時期に誕生した男の子ということもあって、アーノルドの次男（クリストファー君）とミルドレッドの息子（ジョゼフ君）を混同してしまう者も多かった。あれ、どっちがアーノルドの子だっけ、なんてね」という話も漏れている。隠し子こそが自分にソックリ。世の中はなかなか意地悪く出来ているものである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）