オリンパスイメージング は、極めて高速なオートフォーカス機能を有する「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した「OLYMPUS PEN E-P3」を発売する。急激な距離差の変化に対して機敏な反応をもって応える高性能上位モデルである。
「OLYMPUS PEN E-P3」は、1230万画素新ハイスピードLive MOSセンサーと、新画像処理エンジン”TruePic VI”を搭載し、画質が大きくグレードアップした。
動画機能では、フルハイビジョンムービーに対応し、静止画でISO12800の高感度を実現している。
操作系については、従来のメインダイヤル、サブダイヤルに加えて、タッチパネル機能を付加した3.0型61万ドット有機ELディスプレイを搭載。
カメラの楽しみを増すアートフィルターも充実している。
色をカラフルに強調し、明るく楽しい雰囲気を出す「ポップアート」や柔らかいトーンの中で空気感を表現した幻想的な作風を出す「ファンタジックフォーカス」、そして、フラットで優しい光に包まれたような浮遊感を表現する「デイドリーム」などは、日常の何気ない光景をアートワークに仕上げることができる。
街の風景写真で遊べるフィルターとしては、トイカメラ効果を出す「トイフォト」や発色とコントラストを強調することで、ミニチュアのような効果を出す「ジオラマ」などがあり、見慣れた風景を楽しいアートに変換してくれる。
夜景を写すならば、光の反射を強調する「スターライト効果」がお勧め。また、モノクロ写真と同時に使うことで、ノスタルジックな効果を生む「ホワイトエッジ効果」も面白い。
重い望遠レンズを装填しなくても、撮影画像を2倍に拡大することで、手軽に望遠効果が出せる「ワンプッシュデジタルテレコン機能」も便利である。
本体のカラーバリエーションは、シルバー、ホワイト、ブラックの三色となっている。
発売は2011年7月からで、受注生産となる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)