日本HPは、パーソナル向けノートPCの夏モデル7機種を発表した。新機種として使いやすさとモビリティを両立した14インチサイズの製品の強化が図られているほか、15~17インチのフルHD対応など、グラフィック周りが強化されている。
「dv4-3100」は、第2世代インテル Core プロセッサーとAMD Radeon HD 6750M(GDDR5 1GB)搭載の高性能をコンパクトな筐体に凝縮した14インチワイド液晶モデルである。
プロセッサー内蔵グラフィックスとの切り替えによりパフォーマンスと省電力性を両立する「Switchable Graphics」に対応し、バッテリの長時間駆動を可能にしている。
デザインバリエーションとして、鮮やかな赤にタンポポをモチーフとしたパターンをあしらった「ルビーレッド」も選択できる。
HP Pavilion dv4-3100の直販価格は、49,980円からとなっている。
17.3インチワイド液晶搭載モデル「dv7-6100」と、15.6インチワイド液晶搭載モデル「dv6-6100」(プレミアムライン)は、映り込みの少ないフルHD非光沢・ディスプレイ(1,920×1,080)と、ビデオメモリ2GB搭載のAMD Radeon HD 6770Mが選択可能となっている。
グラフィック周りの大幅な向上が図られ、ハイビジョンコンテンツや最新ゲームが楽しめるエンターテインメントPCに仕上がっている。
また、「dv6-6100」(スタンダードライン)では、柔らかな白を基調とした「リネンホワイト」を筐体デザインに採用した限定モデル(3,000台限定)を販売する。
HP Pavilion dv7-6100の価格は、直販モデルで59,850円からである。
HP Pavilion dv6-6100の価格は、プレミアムラインが69,930円から、スタンダードラインが49,980円からとなっている。
フラッグシップノートの「ENVY17-2100」は、インテル Core i7プロセッサー、AMD Radon HD 6850Mグラフィックスなど、ハイエンドクラスのスペックを質感の高いフルメタルの筐体に包んだモデルである。
直販モデルでは、高速のSSDに大容量HDDをセットにした300GB SSD+750GB HDDを新たなオプションとして追加することができる。
HP ENVY17-2100の価格は、直販モデルで99,750円から、量販店モデルで175,000円前後となっている。
15.6インチワイド液晶搭載モデル「g6-1100」と14.0インチワイド液晶搭載モデル「g4-1100」は、第2世代インテルCoreプロセッサーを搭載し、パフォーマンスの向上が図られている。
HP Pavilion g6-1100とg4-1100の価格は、量販店モデルで60,000円前後となっている。
11.6インチモバイルの「dm1-3200」は、AMD デュアルコア・プロセッサーE350とAMD Radeon HD 6310グラフィックスの搭載により、ハイビジョン動画の快適な再生が楽しめるパフォーマンスを備えたモバイルPCである。
量販店取り扱いモデルでは、ハードディスクドライブを従来モデル(「dm1-3000」)の500GBから640GBに大容量化。
直販モデルは、約10時間45分の駆動が可能なバッテリ2本が同梱されている。旅行などの長時間の利用に最適である。
HP Pavilion dm1-3200の価格は、直販モデルで75,600円から、量販店モデルで60,000円前後となっている。
各モデルは2011年6月29日から順次発売が開始される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)