サイボウズスタートアップスは、スマートフォン上で高度な写真切り抜き合成が可能になるDrCrop(ドクタークロップ)のiPhone版アプリを発表した。
今回のiPhone版DrCropはローカルに画像を保存する機能を実装しない無料のLiteバージョンとなり、保存機能を有した有償バージョンは今夏リリース予定となっている。
これまでの合成写真はパーツまたは背景写真のどちらかが固定化されており、オリジナルティを発揮する範囲が限られていた。
そこでDrCropは、Photoshop等の専門知識が無くても、誰でも簡単なマウス操作でパーツを作成・共有することができるようにした。パーツの作成はDrCropウェブページにて行えるようになっている。
iPhone版DrCrop Liteでは、合成パーツの移動、縮小、拡大だけでなくパーツを回転させる機能が追加された。
たとえば、猫の写真と犬の写真を選び、背景画像から猫と犬を切り抜き、別の背景画像の上に載せて合成するといった楽しみ方ができる。
好きなパーツを選び、合成写真を撮って共有したり、他ユーザーの投稿写真にコメントすることができる。
写真合成は、これまではパソコン上で操作の難しいソフトを駆使して時間をかけて行うものだったが、スマートフォンの処理機能向上とマルチタッチ操作により、パソコンより便利に楽しく写真で遊べるようになった。
作品は、FacebookやTwitterでも共有できるので、まずはFacebookのウォールに投稿して、「いいね!」をたくさんゲットしてみてはどうだろうか。
対応OSは、iOS4.2以降となっており、App Storeからダウンロードすることができる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)