「きのこっの~このこ げんきのこ♪」の歌でおなじみのホクト株式会社が夏に向けて『きのこ音頭』を制作。全国の幼稚園・保育園を回って音頭と食育の講座を行うキャラバン隊をスタートさせた。
毎年6月は食育月間。そんな中、ホクト株式会社が食育に貢献するキャラバン隊をスタートさせた。ホクト株式会社といえば「ホクトくん」や「ブナピーちゃん」といったかわいいオリジナルキャラクター「きのこ組」と、「きのこっの~このこ げんきのこ♪」というなじみやすいメロディのCMで、ぶなしめじやマイタケなどのきのこ類を家庭の食卓に定着させた立役者。そのホクト株式会社が、今回新たに『きのこ音頭』を制作し、これを食育に役立てようと試みる。
6月13日から始まったキャラバン隊では、全国22カ所の幼稚園や保育園を訪問予定。「きのこ組」と一緒に『きのこ音頭』を踊るほか、きのこについてのお話を中心とした食育講座を開催する。
栄養価が高く、調理もしやすいきのこだが、独特の形や風味が苦手という子どもたちも多い。しかし、キャラクターと一緒に楽しく踊ったり、きのこの勉強をしたりすることで抵抗感が薄れ、イベント終了後には「これからはきのこをたくさん食べまーす」という声が聞かれるようになったという。食育というと少し難しい印象を受けるが、楽しく体を動かして、しかも嫌いなものが食べられるようになる食育なら、子どもたちはもちろん、お母さん方も思わず笑顔になれそうだ。
『きのこ音頭』の曲は、あのおなじみのメロディを盆踊り用にアレンジ。振付はきのこの形をつくったり、盆踊りでありながら、なぜか歌舞伎の動きを取り入れるなど、楽しみつつも子どもたちがしっかり体を動かせるような構成になっている。なお、曲や振付は、ホクト株式会社のホームページから無料でダウンロードできる。ことしの夏祭りでは、あちこちで「きのこっの~このこ♪」の音楽に合わせて楽しく踊る子どもたちの笑顔に出会えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 小林由佳)