イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ミーガン・フォックスが『TF3』から干された本当の理由は、アノ巨匠の逆鱗に触れたから!

女優ミーガン・フォックス(25)を一躍スターダムにのし上げた映画『トランスフォーマー(TF)』シリーズだが、間もなく公開の3作目では、彼女の当たり役のヒロインを代役の女優が務めていることはご存知の通り。このほど、同映画のマイケル・ベイ監督(46)が、ミーガンが3作目から干された直接の理由について、彼女の「アノ発言」が、製作総指揮を務める巨匠スティーブン・スピルバーグ氏(64)の逆鱗に触れたためであることを明らかにした。

『TF』シリーズ3作目『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』が全米でまもなく公開されるのを前に、キャストと製作スタッフが男性誌『GQ』7月号のインタビューに応じた。その中でベイ監督はミーガンが3作目から干された本当の理由について、バラしてしまった。

ミーガン本人は「他の仕事が忙しいため、3作目から外れた」と説明していたが、ベイ監督によると「あの“ヒトラー発言”、覚えているだろう、あれでスティーブンに、“彼女を今すぐクビにしろ”と言われたんだ。」とのこと。

ミーガンはもちろん『TF』3作目にキャスティングされていたのだが、映画がクランクインするちょっと前に、英誌『Wonderland』のインタビューで、ベイ監督について「撮影現場ではヒトラーになりたがっていて、まるでヒトラーみたいだった。働く仲間としては悪夢よ。」とけなしてしまった。

当人のベイ監督は「ミーガンを良く知ってるから、(ヒトラー発言には)別に傷ついてない。」と語っていたのだが、自身がユダヤ人であり、ナチス・ドイツによるユダヤ人の虐殺(ホロコースト)を描いた名作映画『シンドラーのリスト』の監督でもあるスピルバーグ氏は、これを聞いて「監督を独裁者ヒトラーにたとえるとは、何たることだ!」と激怒したのだろう。そして巨匠の一存で、ミーガンの「クビ」があっけなく飛んだということだ。

この「ヒトラー発言」の前にもミーガンは言いたい放題。「あの映画(TF)は演技で勝負する映画でないことは、皆さんご存知。」「ベイ監督は特殊効果ばかりに力を入れていた。」などと発言し、世間を「ドン引き」させていた。彼女はその後一度態度を改めたものの、『TF』スタッフからも「経験不足」「ポルノ女優のようだ」「岩のようにバカ」「一緒に働くのはウンザリ」などとオープンにけなされていた。

『TF3』のリハーサルの時も、ミーガンはやる気が全く見られなかった、とスタッフは語るが、スピルバーグ監督の「鶴の一声」で、イギリス出身のモデル兼女優、ロージー・ハンティントン・ホワイトレイ(24)にヒロイン役が代わってからは、スタッフの士気は上々だったようだ。

ベイ監督によれば「ロージーはセットに来て、まずクルーみんなにハローと言うんだ。そしてクルーにお礼を言う。サンキューとね。」当人のホワイトレイも「ケータリング担当者から、カメラマンたち、プロデューサーから共演のシャイアまで、みんなに感謝しているわ。」と語り、主役の俳優シャイア・ラブーフ(25)も「ミーガンは監督をけなすべきではなかった。」とコメント。

自らの言動で、自分の「出世作」のスタッフや共演者全員を見事に敵に回したミーガン。今回の『GQ』の記事を目にして少しはヘコむのだろうか…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)