タキシード注文の後は、ダンスレッスンへ…。毎日毎日婚約者のNBAクリス・ハンフリーズ選手(26)をあちらこちらに“引きずり回して”結婚準備に忙しい、リアリティTVスターのキム・カーダシアン(30)だが、究極のワガママ花嫁、「bridezilla(ブライジラ)」に変化中ではないかともっぱらの噂である。
16日、『Dancing with the Stars』などで活躍するプロのボールルームダンサー、マーク・バラスさんを伴って、ウエストハリウッドのダンススタジオから出て来たキムとハンフリーズ選手(写真)。結婚式の誓いが済んだ後、披露宴のはじまりに花嫁と花婿が披露する「ファーストダンス」をカッコ良く決めようと、この日は連れ立ってプロのプライベートレッスンを受けに来たらしい。
果たしてキムの「クリスチャン・ルブタン」のハイヒールがダンスレッスンに適していたか、という議論は別にして、この後2人はバラスさんを伴って向かいのベーカリーへ。甘い物に目がないハンフリーズ選手は、ドーナツを片手に休憩したらしい。
婚約はほぼ1か月前。なのにこの数週間で、キムは結婚式の準備を着々と進め、完全にスロットル全開である。式の日取りも決まっていないのに豪華ギフトレジストリを選んだり、オーダーメイドの紳士服店でスーツを注文している時には、婚約者のハンフリーズ選手の脇の下が、ストレスからだろうか、びっしょりと冷や汗で湿っていたのも、まったく気にしていない様子。
このキムの勢いにちょっと「引いて」いるのは、妹のクロエ・カーダシアン(26)。芸能誌『Life&Style』に「キムはすごいbridezillaになるわ。」と語った。この「bridezilla(ブライジラ)」という単語、Bride(花嫁)+Godzilla(ゴジラ)をくっつけた造語で、「アンギャァー」と吠えるゴジラよろしく、花嫁が完璧な式をプランニングしようとするあまりに、どんどんワガママな女王様化していくことを指す。『Bridezillas』というタイトルの米リアリティTV番組も生まれ、結婚が決まった素人女性のワガママぶりを、毎回追いかけて行く様子が話題に。
クロエによると、「キムは同じコットンでも、フレンチコットンじゃないとだめ。」などといろいろとテイストにうるさく、とことんディテールにこだわっていくタイプとのこと。そのキムが電撃婚約し、たいがいのカップルが婚約から1年~2年くらいプランニング期間を経て結婚式を挙げるのに反して、彼女は「夏の終わりまでに」式を開きたいと言うのだから、「bridezilla」化は必至だ。
クロエは「キムは自分が欲しいものが分かっていて、必ず手に入れる。キムのそんなディーヴァっぽいところが好き。」などとしおらしいコメントもしている。婚約者ハンフリーズ選手が、正直に今どう感じているのか、是非聞いてみたいものだ。本音は「逃げ出せるものなら、逃げ出したい」だったりして!?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)