米名門ブラウン大学を休学中の女優のエマ・ワトソン（21）が、英オックスフォード大学に今秋から転入することになったらしい。

“ホグワーツ魔法魔術学校の秀才、ハーマイオニー”が選んだのはやっぱり『ハリポタ』の撮影の舞台にもなった、英国の名門大学オックスフォード大学だった。エマはこの秋から同大に38あるカレッジの一つ、ウースター・カレッジ（Worcester College）でEnglishを学ぶことになったという。英『Mirror』紙が伝えた。

5歳からオックスフォード大学のある州、オックスフォードシャーに住んでいたエマだが、このままオックスフォードを卒業することになるかどうかは不明である。彼女は4月に「今後は、ブラウンでオファーされていないコースを勉強することに決めた。」のが休学の理由の一つであり、「ブラウンと提携している大学で学び、4年次は（ブラウンのある）米ロードアイランド州に戻る。」という発表をしていた。

これに追加説明するようにエマは「9月に私が何をしているか、憶測するのはどうかやめて。誰にもわからないし、私にもわからないことなのだから！」と公式ブログに書いていた。「他のブラウンの学生のように、3年目を外国で過ごすかどうか（これは良くあること）、考えあぐねているところなの。」とのこと。ちなみにブラウン大学には、1年間外国の提携大学に留学できるプログラムがあり、オックスフォードは提携先に含まれるそうだ。

ブラウン大学を休学したのは、『ハリー・ポッター』の台詞を引き合いに出した「いじめ」にあっていたのが原因ではないか、とさんざん噂されていたエマ。しかし、その後彼女は公式HPや、インタビューの場で繰り返しその事実を否定していた。その後、米ニューヨーク大学を見学に訪れていたエマの姿がキャッチされ、休学後そのままブラウンを辞め次にどこか別の大学に行くのではと思われていた。

エマのスポークスパーソンは「まだ決断は出されていないです。」と語るのみ。オックスフォード大といえば、『ハリポタ』ファンにはキャンパス内のクライスト・チャーチ・カレッジや、ボドリアン図書館などの「ロケ地巡り」がたまらない魅力。“ハーマイオニー”が本物の学生としてキャンパスを歩くとなれば、彼らが大興奮で彼女の姿を追いかけ回すかも。そうなったら、先日彼女がシングルでいる理由として説明していたように、男の子達がさらに怖じ気づき、エマにデートの誘いをかけづらくなってしまうのでは？とちょっと心配である。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）