『PLAYBOY』誌でグラビアを披露したり、TVシリーズ『ベイウォッチ』に出演するなど活躍していたセクシー女優・タレントのカルメン・エレクトラ(39)。彼女は以前のCカップでも充分なのに、それにあき足らずインプラントを入れ、現在のFカップ爆乳に変身。ちょっと後悔しているのだという。
日本では、ストリップの動きを取り入れた人気のダンスエクササイズDVDシリーズ『カルメン・エレクトラのセクシー・ボディ・レッスン』でも知られているカルメン。私生活では、98年に身長2m超の元NBA選手デニス・ロッドマンと結婚したものの、半年で離婚。2度目の結婚は03年、『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ』などのギタリスト、デヴィッド・ナヴァロというまた個性的な男性を選んだが、4年で破局している。
そのカルメンが、11年以上も前に豊胸手術を受けたことを明かした。「インプラントを入れて32B(日本サイズで70のCカップ)から36DD(80のFカップ)にしたの。慣れるのにちょっと時間がかかったわ。本当はこんなに大きくしたくなかった。もうこれ以上プッシュアップブラで寄せて上げなくてもいいのは嬉しいけど、手術しないで元のままでも良かったと思う。」
あろうことか、彼女の「ex」であったデヴィット・ナヴァロはさらにワンサイズ大きい36EE(Hカップ)を希望していたとか。しかしカルメンの答えは「ノー」。「前の胸も、それほど大きいというわけじゃないけれどナイスな胸だった。でも手術を受けた当時(90年代)は、インプラントがトレンディだったのよ。むしろ自然のままだったら良かったとも思うわ。」
なるほど、90年代はインプラントがトレンディだったのか。日々研究され、進歩し続けている医療界。豊胸手術もその頃より進歩しているはず…。
そこで今回も、Techinsight編集部女子にとって “美乳” のバイブル、「池田ゆう子クリニック」院長・池田優子先生に疑問をぶつけてみた。
-先生、90年代はインプラントが主流だったようですが、現在はいかがですか?
池田先生:「今ですと、私のクリニックでは、感触や動きが自然なバストを希望される方に、脂肪注入法をお勧めしています。脂肪注入法の数少ないデメリットが、脂肪の定着率に個人差があり、事前に予測できないということなのですが、それでも当院で行っているような血小板注入療法など、定着率を高めるための施術がいくつか開発されてきましたので、以前ほどは懸念しなくてもよくなってきたと言えるのではないでしょうか。」
-やはり豊胸手術も、その頃よりも進んでいるんですね。豊胸希望者は以前よりも幅広い選択が可能になったわけですね。感触や動きが自然ならば脂肪注入法の方が、手術後のケアも楽そうですが…。
池田先生:「そうですね。脂肪注入法の場合は、術後しばらくの間は脂肪の定着を高めるためにダイエットなどは慎み、乳製品や動物性タンパク質を多く摂取していただくようお願いしています。一定期間経過すれば特段のメンテナンスは必要なくなります。
インプラントの場合は、程度の差こそあれバッグという異物をご自身の組織となじませるためにマッサージなどのアフターケアはかかせません。また挿入後も強い刺激を胸に与えないように気をつける必要があります。バッグの破損というのは意外と多いんですよ。」
カルメンは、バーレスク一座として活動を開始し、03年に音楽グループとなった『プッシーキャット・ドールズ(PCD)』の、立ち上げ期のメンバーでもあった。このほど、PCDの振り付け師ロビン・アンティンが、ストリップティーズを生で上演するナイトクラブ『プッシーキャット・ドールズ・バーレスク・サルーン』を4日、ラスベガスにオープン。カルメンは、そのオープニング公演のメインダンサーとして登場し、セクシーな黒いレザーのボディースーツに赤い手袋、網タイツに警官の制帽姿でダンスし、観客を魅了したばかり。もちろん観客の目は、カルメンのFカップ爆乳に釘付けだったわけだが、その裏に隠された彼女の後悔など、知る由もない。彼女も90年代ではなく“今”、脂肪注入法で豊胸していたら、後悔していなかったかもしれない。
※ 池田優子先生は、2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。(HPはコチラ<http://www.ikeda-yuko.com/?lpomax=002>)
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)