“人は「不倫の末の略奪愛」だと私を責める。でも私が彼と出会った時、彼はシングルだと言ってくれた。” こういうケースは案外多いのではないだろうか。歌姫アリシア・キーズ(30)がついにスウィズ・ビーツとの交際、結婚について、「不倫や略奪ではなかった」と主張した。
売れっ子音楽プロデューサー、スウィズ・ビーツと大きなお腹で昨年7月に結婚式を挙げ、10月にニューヨークでEgypt Daoud Dean君という男の子を産んでいたアリシア・キーズ。
最近のビーツ&キーズ夫妻は、この写真の通り表情も柔らかく本当に幸せそう。だがそれもこれもイロイロあった末のこと、残念ながら誰もが彼らの現在の幸せを祝福しているとは言えない。ずっと沈黙を守ってきたキーズだが、最近ファッション誌「ESSENCE」との特集インタビューで、ついに重い口を開いた。
「私達がデートするようになったのは、彼がきちんと以前の関係を解消してから数か月も経ってからのことよ。そういうことで後ろ指を指されるような過ちを犯すことは避けたい、私は常にそう思っていたから。」
男が不倫関係を望む相手に “もう(元妻や元恋人との)関係はキッパリ解消している” とウソの説明をすることは多い。悪いのは間違いなく男なのだが、その場合でも “Ex” が「アノ女に略奪された」と憎しみを相手の女性に向けるケースは多い。ビーツの前妻マションダも同様である。
「もしも私達が婚約を発表したらどんな騒ぎになるか分かっていたとは言え、あれこれ言われて本当に傷ついたわ」と語るキーズ。やはり彼女は心の中で、人々の批判に対して葛藤を続けていたようだ。
ただしこの二人、そうした騒動に動じることなく愛を貫き通したことは立派である。ビーツはキーズとの結婚において、「ようやく心から愛せる女性に出会えた」と語っていることから察するに、人間、そして男と女の間にはやはり相性というものがあるのだ。2度目の結婚で、ようやくそれを実感できる伴侶に恵まれたという人は確かに多い。
隠し子がいることも発覚し、長いこと “女ったらし” で通って来たビーツの過去を正当化してあげるつもりはない。だが今の彼は、「新たな結婚生活と幸せを大事にしようと努力してくれている」とキーズは語っている。この後にも同様のだらしなさを見せたら、その時改めてビーツにキツイNGを突き付けてやろう。今はこの夫妻をそっと見守ってあげたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)