愛し合う夫婦は、逮捕される時も一緒だ。女優でかつてプレイボーイ誌を飾ったこともあるショーナ・サンドが、今週の水曜日、DVの容疑で警察に逮捕されていたことが分かった。夫のローランと喧嘩になったことから、催涙スプレーを使用したというが。

ショーナ・サンドの自宅に警察が駆けつけたのは、今週の水曜日、深夜近くのことだった。ビバリーヒルズ警察の発表によると、夜の11時45分ごろ、ビバリーヒルズにある彼女の自宅で言い争いをしているとの通報を受けたのだという。

警官が自宅に到着すると、夫のローラン・ホーンブルガー（25）が顔面に怪我をしていることを確認したことから、ビバリーヒルズ警察は、ショーナをDVの容疑で逮捕。いっぽうの、夫のローランも、ショーナに対する暴力と脅迫の容疑で警察へと連行された。

二人が言い争いになった原因は、ショーナが離婚の話を切り出したことがきっかけだったという。口論がヒートアップしたことからベッドルームに立てこもったところ、夫がドアを蹴り破って入ってきたため、ショーナは夫にむけて催涙スプレーを吹きかけたとしている。

プレイボーイ誌のモデルとして活躍していたショーナだが、これまでに三度の結婚生活を送っている。1996年に一度目の結婚した彼女は、最初の夫との間に三人の娘を授かった。2002年に離婚した後、二人目の夫とは2年間の結婚生活の後に離婚し、現在のローランは三人目の夫となる。

いっぽうで今回の事件について元夫のラマスさんは、娘達を心配するコメントを出している。「私は娘達の身の上を非常に懸念しています。ショーナと夫のローランが、カウンセリング治療を受けるまでは、娘を彼らの家に帰したくありません。」と語った。

留置所に連行された二人だが、ショーナは数時間後に解放され、夫は現在も留置所に拘束されている。本人からコメントは出されていない。ショーナ側の広報では、現在のところ彼女自身からのコメントは出ていないとしている。家庭内暴力について民事不介入の日本に対し、米国での夫、妻を問わず強いスタンスを示す一件となった。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）