人気TVドラマ『デスパレートな妻たち』で、女優エヴァ・ロンゴリア演じるガブリエルの最初の夫“カルロス”役で知られる俳優リカルド・チャビラ（39）が、酒気帯び運転で逮捕された。

『デス妻』では、エヴァ・ロンゴリア演じるガビーと共に、夫婦そろってすったもんだの騒動を繰り広げる夫、カルロス・ソリス役で一躍有名になったリカルドだが、このほど不名誉な事件を起こしてしまった。

リカルドは3日の午前2時ごろ、ロサンゼルスの交差点で危険な左折をしているところをパトロールをしていた警察官に見つかり、酒気帯び運転の疑いで取り調べを受けた。ロス警察は『ニューヨーク・デイリーニューズ』に「リカルドは35マイル速度制限のところを60マイルで走行し、おまけに窓からマクドナルドの包装紙を投げ捨てていた。」と話している。

彼を取り調べた警官が、リカルドの息がかなり酒臭く、酒気帯びであることが間違いないことを確認。しらふかどうかを調べるテストをその場で受けさせたが、テストの結果は不合格。その後、リカルドが呼気や血中のアルコール濃度を測るテストを全て拒否したことから、酒気帯び運転の疑いで逮捕したという。リカルドは勾留されたが、翌朝に2万5千ドル（約200万円）の保釈金を払い釈放された。

リカルドとの間に二人の子供がいる妻マーセア・ディーツェルさんは、リカルドの父で、テキサス州ベクサー郡で判事をしているフアンさんに電話をかけ、この件を報告した。フアンさんは芸能サイト『Radar Online』に「義理の娘とパブリシストから連絡があってリカルドのDUIのことを知ったが、何も詳しいことはわかっていないし、息子と話せてもいない。」と語っている。

本人の側から発表などはまだないが、リカルドは01年10月にも同様の酒気帯び運転で逮捕されていたらしい。『デス妻』の中でも、最も長く番組に出演するキャストの一人であるリカルドのDUI逮捕は、番組にとっても実に不名誉なこととなるが、さて真相はいかに？
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）