イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】レディー・ガガ、『Born This Way』の全米向け生TVパフォーマンスで「妊娠」し「出産」してみせる。

これまでも血まみれで歌ってみたり、卵から「産まれて」みたり、十字架を股間につけた衣装を着てみたり、弾いているピアノを燃やしてみたりと、実に奇想天外なステージ・パフォーマンスでファンを楽しませる一方、物議も醸してきたレディー・ガガ(25)。このほど、そのパフォーマンス・リストに新たなバリエーションが加わった。全米生放送のTVで、放送倫理コードぎりぎり(?)の「妊娠・出産」パフォーマンスを見せたのだ。

ガガは21日夜、全米放送の人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』の、今シーズン・フィナーレに音楽ゲストとして出演し、新曲『Judas』などを生放送で熱唱した。

くだんのシーンがあったのは、ガガが8人の男女のダンサー達とともに、生パフォーマンスした『Born This Way』。同曲はミュージックビデオでも、マザー・モンスターに扮したガガ様が「子モンスター」を産む「出産シーン」がこれでもかと繰り返し現れることで知られている。しかし、まさか全米TV生放送で、そのビデオに似た「出産」パフォーマンスが行われるとは、誰も思っていなかった。

曲の後半にさしかかり、黒の合皮パンツ、黒のヘソだし合皮ジャケット姿のガガ様が8人のダンサーに囲まれ、ステージ中央で見えなくなる。しばらくすると、ガガ様が立ち上がるが、お腹の部分がヘソ出しから一転、突然臨月くらいの大きさのお腹になり「妊娠」した姿になっている。

次の瞬間には、ガガ様が男性ダンサー2人の逞しい腕によって、ステージ脇に置かれた「分娩台」に乗せられ、まさに分娩開始というばかりに両足を大股開きに。すると股の間から何やら光る黄金色の液体が流れ出て、「出産」するという演出だ。

日本で言うと「地上波」にあたる全米3大ネットワークのひとつ、NBC系列TV局での全米生放送だったので、もちろん放送倫理コードはクリアしていたのだろうが、見た人がちょっと「え”?」と思ってしまうようなものであったことは否めない。何より、全米生放送で「妊娠・出産」した歌姫は、きっとTV史上、ガガ様ひとりしかいないだろう。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)