不動産王ドナルド・トランプと元妻のイヴァナとの間に産まれた女相続人で、モデルや実業家として活躍しているイヴァンカ・トランプ(29)が、妊娠中期のお腹を「プレイボーイ」風バニーガール衣装に包んだ姿を披露した。
NBCのリアリティ番組『The Apprentice』で、生き馬の目を抜くビジネスの世界をサバイバルする社長として、「You’re fired!」と参加者に厳しいジャッジメントを下す姿が大人気の不動産王ドナルド。父の会社で副社長として働くビジネスウーマンのイヴァンカは、同番組にもジャッジとして出演し、美しい顔に似合わない手厳しいコメントをする姿が評判だ。
その彼女は、09年に週刊紙『ニューヨーク・オブザーバー』出版社で不動産会社でもある「クシュナー社」の御曹司、ジャレッド・クシュナー氏(30)と結婚し、富を持つもの同士結ばれて幸せな結婚生活を送っていたが、その後妊娠を発表。このほど7月14日が出産予定日で、赤ちゃんは女の子であることを明らかにした。
このほどイヴァンカが、『ハーパース・バザー』誌6月号で、妊娠中期のお腹をちょっと珍しいバニーガール姿と網タイツに包み、写真撮影に挑んだ。写真家ヘルムート・ニュートンによる70年代の同テーマ写真の再現だというが、ニューヨークの高層ビルをバックに、「見返り美人」ポーズをとった姿が何ともセクシー。セレブ妊婦といえば「ヌード」写真ばかりが頭に浮かぶが、これはこれで微笑ましい。
産まれる赤ちゃんは、もちろんお金に何不自由しないで育つことになるが、イヴァンカは「夫も私も仕事の量をカットして、娘は足を地につけさせ、甘やかさないようにするわ。」と同誌に語った。
しかし、このほど来年の米大統領選挙に「出馬しない」ことを正式に発表した父ドナルドから、大量のビジネス・プロジェクトを任されているイヴァンカ、果たして出産後充分に育児の時間がとれるかどうかは疑問。しかも、当初は出産後2週間で仕事に戻ろうと計画をたてていたという彼女。新生児には2時間おきに授乳が必要と知り、愕然としたという。
「ショックだったわ。自宅と職場が近いから、頻繁に自宅に帰ったり、ベビー・ナースを雇って赤ちゃんを職場に連れて来てもらって、なんとかしようと思っていたけど、2時間おきに授乳ですって? それは全然想定外のレベルだわ。」と彼女。「職場にナーサリーを作らないといけないかも。」
お金がありあまっているだろうトランプ家のこと、それならばいっそ、ン万ドルのナーサリーを作るセレブ達よろしく、豪華なものをひとつオフィスに作ってみてはどうだろうか? なお、父のドナルドはイヴァンカの妊娠について「大好きなリトルガールができる。」と、有頂天になって喜んでいるそうだ。
画像左:http://www.harpersbazaar.com/より
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)