日立マクセルは、重低音が振動する3Dバイブレーション骨伝導ユニットとマイクロスピーカーユニットを搭載することで、重低音から中高音域まで再現するハイブリッド骨伝導ヘッドホン「VIBRABONE(ビブラボーン)」(HP-VBC40)を発売する。
音は空気の振動であるが、同じ音でも重低音のほうがより振動性が大きい。この振動を骨伝導による直接聴取によって補強し、中高音域をスピーカーユニットで鼓膜に届けるハイブリッド型ヘッドホンが「VIBRABONE(ビブラボーン)」である。
骨伝導振動ユニットの3Dバイブレーション効果により迫力の重低音再生を実現。
携帯音楽プレーヤーでは振動する重低音とともに臨場感あふれるサウンドを、スマートフォンなどのアプリケーションではアクション/格闘/音楽ゲームの打撃音などの重低音を、迫力あふれる3Dバイブレーションとともに楽しめる。
さらに、骨伝導振動ユニットに加えて、マイクロスピーカーユニットを搭載することで、骨伝導ユニットに不足している中高音域再生をカバーしている。
また、ボリュームコントローラーを搭載することで、再生音源や使用環境に応じて骨伝導振動ユニット/マイクロスピーカーユニット、それぞれの音量調整を可能にした。
骨伝導ヘッドホンのみを使用した場合、骨(頭蓋骨)を通して音を伝えることで、鼓膜への負担を軽減することができる。空気の振動が少ないため、音漏れの抑制にも効果を発揮する。
コードにはからみ防止スライダー付きの1.4mY型コードを採用し、交換用イヤーピースはL、M、Sの3サイズがあり耳に合わせて選ぶことができる。
3.5mmステレオミニプラグには、ポータブル機器への接続時にも突起が少ないL型プラグを採用した。
発売日は、2011年4月25日となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)