彼らを狙っていたのは、パパラッチだけではなかった。今週の水曜日午後、お騒がせセレブことパリス・ヒルトンとボーイフレンドのサイ・ウェイツさんが歩いているところ、暴漢に殴られるという事件が発生。この暴漢はボディーガードによって、すぐにその場で取り押さえられた。

サイ・ウェイツさんが襲撃を受けたのは、パリスと共にロサンゼルスにある裁判所の建物付近でのことだった。昨年起きたパリス・ヒルトン宅への強盗事件をめぐる裁判での証言のため、パパラッチに囲まれながら、上級裁判所にむかって歩いているところを、暴漢に突然背後から頭部を殴られた。

この暴漢の名前は、ジェームス・レインフォード（36）。パリス側の広報は、「殴られた後、二人は、犯人が数か月前に自転車で現れた不審者と同一人物であったことに気付いた。」と語り、上記の強盗事件とは別に、昨年の10月ごろパリス宅に自転車に乗って姿を見せていた不審者と同一人物であったことが判明。

ジェームスは、サイさんを殴った直後に警護にあたっていたボディーガードに取り押さえられ、その後、警察へと引き渡された。ジェームスは、「パリスの父親から彼女と結婚する許しを得た。」と主張しており、ボーイフレンドのサイさんに嫉妬し暴行にいたったものと見られている。

パリスはその後、「裁判所に向かって歩いていたら、頭のおかしいのがサイの頭を殴ってきたわ。怖い！」 とTwitterへ投稿し、怯える様子を見せた。

今回の暴行事件に先立って、昨年にはパリス宅にナイフを持ったヒスパニック系の強盗が侵入する事件があったばかりだが、この事件以前にも、彼女の家に泥棒が入り2億円近い宝石などを盗まれる被害にもあっている。

暴漢にパパラッチと何かと敵の多いパリスだが、幸い二人は無事であり特に怪我などは報告されていない。パリス側の広報は今回の事件について「パリスとサイの二人は、少し怯えてはいるが、ボディーガードが素早く対応してくれたことに感謝している。」と述べている。
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）