歌姫ビヨンセ・ノウルズ(29)が、ゲーム開発会社の社員70人を失業に追い込んだ張本人であるとして、訴えられた。
ビデオゲームの開発会社「Gate Five」が26日、ビヨンセを訴える訴状をマンハッタン最高裁判所に提出した。同社は、ビヨンセを題材・モデルにしたモーションセンサー採用のダンスゲーム『Starpower: Beyonce』を昨年開発中だった。しかし、プロジェクトが開発の重要な場面にさしかかった瞬間に、両者がすでにギャラの件で合意済みだったのにもかかわらず、ビヨンセが「暴利とも言える」ギャラの金額を要求してきたとしている。
同社は、結果的にビヨンセが「70人の社員・関係者を、クリスマスの1週間前に失業に追い込んだ」と訴えていて「倫理的に非難されるべき」行動をとったとカンカンだ。「ビヨンセの行動は無節操で、ビヨンセのマネージャーである彼女の父、マシュー・ノウルズ氏も彼女の行動を放置した」と訴状は続く。浮気&隠し子騒動や、娘ビヨンセとの不仲説まで流れていた父マシューさんは、先月から彼女のマネージャー業務を外れていた。
同社は、このゲーム企画に投資した670万ドル(約5億5000万円)を損失し、社員が失業に追い込まれたと訴えている。また、もしビヨンセが企画に契約通り参加すれば1億ドル(約82億円)の収益が見込めたはずだ、としている。
ビヨンセの側からの反論や発表はまだないが、訴えが本当だとしたら、ビヨンセはこのゲーム開発会社に相当ひどい仕打ちをしたことになる。さて真相はいかに?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)