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インフォテリア PCとも連動できるiPhone/iPad版の付箋サービス「lino」を提供開始

現在クラウドという用語で総称されているWebサービスが登場した頃、PC向けの秀逸なサービスとして、オンライン付箋サービスの「lino」が人気を博した。
それまでデスクトップアプリとして使われていた付箋紙ツールが、クラウドで利用できることで、一気に機動力が高まったのである。
そのlinoが、今般、iPhone/iPad版としても使えるようになった。

インフォテリアは、iPhone/iPad版のクラウド型付箋サービス「lino(リノ)」を2011年3月4日からApp Storeにて提供を開始した。

「lino」は、無料または月額350円の有料サービスとして提供され、有料会員は扱うことのできるデータ量などが増加する。

「lino」は「貼る」、「見る」、「はがす」が自由自在に行える付箋とキャンバス(付箋を貼る場所)をインターネット上で提供する、クラウド型の付箋サービスである。

今回のiPhone/iPad版の提供開始により、iPhone/iPadからも新規に「lino」のキャンバスを作成する、付箋を貼る、付箋を貼り直して整理する、はがすといった操作が可能になった。

さらに、iPhone/iPad版の「lino」は付箋やキャンバスをダブルタップやピンチ操作で拡大、縮小するといったiPhone/iPadの操作にも対応している。

「lino」のキャンバスや付箋はクラウド上に保存されるので、PCブラウザとiPhone/iPadでデータが共有される。

外出中に思いついたアイデアやToDoをiPhoneでメモを取って、写真を自由にレイアウトしてiPadをフォトフレームとして利用するなど、様々な場面で活用できる。

「lino」の優れている点の一つは、スケジューラーとしての機能を持つことである。「今日までにしなければならないこと」などがメールで届くので、自分の秘書代わりにも使うことができ、ビジネスの効率化に貢献することができる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)