両の手からメラメラと燃えさかる紅の炎を携え、豪快に敵をなぎ倒す。そんな姿に釘付けになった人も多かったであろう、火拳のエースことポートガス・D・エースの勇姿。
しかし、原作に引き続き、今年に入りアニメでもとうとうエースの命が失われてしまい、いくらストーリーの流れといえど悲しみにくれている人は多いはず。そんなエースに魅入られてしまったファンにこそお勧めしたいアイテムが登場した。インペリアル・エンタープライズ株式会社で現在予約受付中の限定版公式メモリアルウォッチ『火拳のエース 炎の記憶(フレイム・ログ)』(http://iei.jp/op4t/)だ。
過去、インペリアル・エンタープライズ株式会社が販売したオフィシャルグッズには、銀河鉄道999誕生30周年記念『1オンス公式記念金貨』やワンピース10周年記念公式ウォッチ『黄金の指針(ゴールデン・ポース)』などがあるが、いずれも好評を博し早々に限定数を完売するという人気。
ということは、このメモリアルウォッチへの期待も高まるわけで、これはもう隅々までチェックして皆様にご報告するしかあるまい。
勝手にそう決めた記者は、早速インペリアル・エンタープライズ株式会社にサンプルを借りるための交渉を行った。
そして某日。記者のもとへ届いたのは渋い木製のケースに収められた『火拳のエース 炎の記憶(フレイム・ログ)』。ダークブラウンのシンプルなケースは、正に大人の宝箱といったところ。
はやる気持ちを抑えつつケースを開けると、そこには燦然と輝く時計の姿が!
ケースを開けて最初に視線を捉える赤い文字盤と、その中央に施された炎のエンボスレリーフ。
文字盤には、12時は白ひげ海賊団のマーク・3時はミドルネームであるDの紋章・6時はエースが過去船長を務めていたスペード海賊団のマーク・9時はエースの帽子と、それぞれキャラクターに関わり深いシンボルが採用され、秒針には錨と炎がデザインされているという徹底したこだわり。しかし、実は一番こだわった部分は文字盤のグラデーション部分だという意外な事実が判明した。
一見、ただグラデーションをかけただけだろうと思われがちなこの部分。
外側から中心に向かって濃赤~赤の円形グラデーションが施されているのだが、時計の文字盤という狭い範囲での色合いの変化は、ほんの1mm色の切り替えポイントが変化しただけでも大きくイメージが異なる。
そのイメージバランスの完成度を上げるため、何種類もサンプルを作成し、検討を重ねたという色合いは、中央のエンボスレリーフと相まって正に炎が燃え揺らぐような雰囲気を表現出来ているといっても過言ではない。本来であればもっと早くに発売も可能だったというが、このグラデーションの検討にかなりの時間を費やしたそうで「その分ファンには喜んでもらえる出来栄えになったと自信を持っています」と話してくださった。
まだ予約受付開始から二週間たつか経たないかで既に初回出荷分が完売しているという同ウォッチ。
今注文しても6月以降の発送になるというからその人気たるや推して知るべし。
今回はエースがモチーフということもあってか女性ファンからの注目度が高く、予約注文が殺到しているという。
特に何らかのタイミングとあわせたというわけでもないのに、この注文スピードはかなり異例の人気度だそうで、先着特典のLEDプロジェクター・ライトも、まだ在庫はあるもののあまりのんびりしていると手にすることは叶わなくなってしまうそう。
エースのアノ名セリフ「愛してくれて・・・・・・・・・ありがとう!」が聞こえてきそうなこの人気ぶり。
同ウォッチに先駆けて販売中の、作中でエースが装着しているボディバッグを忠実に再現した『火拳のエース ボディバッグ』も、作中カラーのブルーは残り少ないという情報を耳にした。この機会にウォッチと併せて大人買いというのもアリかも知れない。
ちなみに、同社では現在、アニメ版のストーリー進行に合わせて新たなワンピース公式アイテムを企画中という。
詳細は教えていただけなかったが、今後また再会する仲間たちに関連したアイテムだとかなんとか・・・。こちらも詳細がわかり次第皆さんへお伝えしたいと思っているので、心ときめかせてお待ちいただきたい。
当編集部の編集長ですら見た瞬間心奪われ、現在入手のために奔走中というこの激レアアイテム。
世界9,999個限定&エディションナンバー付ということで、今回はエースの誕生日にちなんだ0101あたりがレアナンバーになりそうだが、果たしてこのレアナンバー付をゲットするのは一体どこの誰になるのだろうか。
少なくとも、争奪戦に出遅れた編集長と記者でないことだけは確かなのである。
■商品Webサイト: http://iei.jp/op4t/
(TechinsightJapan編集部 北島要子)