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連休明け、いよいよ22日から再びガソリンが盛岡市内のスタンドにも戻って来るようです。嬉しいことですが、「情報を聞きつけて夜中から並んだ」「結局開店しなかった」そんな無駄をまた繰り返すのでしょうか。
今、盛岡のほぼ全てのガソリンスタンドが、「緊急車両のみ」という札を立てて休業状態です。当然ながら、道路を走る車の数も激減です。19日夜には盛岡貨物ターミナル駅に、ガソリンと軽油約800キロリットルを積んだ貨物列車が、横浜から26時間かけて到着しました。日本海側を通り青森へ、そこから南下したとのこと。これらはすべて沿岸の被災地に向かいました。
今後も1日1本のペースで貨物列車が燃料を運んで来てくれるというので、盛岡でもやっと一般車両へのガソリン販売が再開されるというわけです。さっそく市内中央通りのあるスタンドでは、22日再開を前に「ひとり2000円分」という整理券を、21日早朝から先着400名に配布しました。この券を受け取るにあたって「車での来店は禁止」ということです。
もっともガス欠、およびその寸前になっている車ばかりの今、市民の間で強く望まれているのが「会員になっている近所のスタンドで入れられるように」ということです。多くのドライバーが自宅や職場に近い1つや2つのスタンドの会員になっているため、販売再開の最初の2日間程度を「会員のみ」とし、客の分散を図って欲しいというのが狙いのようです。長蛇の列に耐えられずガス欠、そんな車が氾濫しては第2のガソリン・パニック現象となりかねません。
(TechinsightJapan編集部 古瀬悦子)