映画『オースティン・パワーズ』や『ウェインズ・ワールド』、また『シュレック』の声優などで知られるコメディ俳優のマイク・マイヤーズ（47）が、約4年交際した恋人のケリー・ティスデールと、昨年10月に極秘結婚していたことが分かった。彼にとっては再婚となる。

マイクは12年連れ添った女優でコメディライターのロビン・ルーザンと05年12月に離婚。元妻のロビンは『オースティン・パワーズ』の主役、オースティンのキャラ作りのインスピレーションをマイクに与えた人物。自宅でオースティンのキャラを演じてみせるマイクに「私の前でやってみせる代わりに、そのキャラで映画を書いてみたらどう？」と勧めたことから、あの大ヒットキャラが誕生したということだ。

しかし、「僕の女神」と呼んでいたそのロビンとの離婚から時をたたず翌年06年に、ケリー・ティスデールとハワイでバケーションを楽しんでいるところが目撃され交際が明らかになり、以来二人は恋人関係にあった。

このケリーはブロンドの長い髪に青い目の美女だが、30歳代というだけで年齢は明らかになっていない。ミュージシャンでDJのモービー（Moby）の元ガールフレンドとして、ニューヨークはマンハッタンに「Teany」というカフェレストランを共同経営したり、料理本を出したりしていた人物である。

マイクの代理人は「マイクとケリーは昨秋、家族や友人が祝福する中、美しいプライベートセレモニーで結婚式を挙げました。」と結婚の事実をメディアに語った。マイクはスクリーンで演じるおバカなキャラとは異なり、プライベートをあまり明かしたがらないローキーな人物であることから、去年秋の結婚が今頃になって明るみに出たようだ。

『オースティン・パワーズ』第一作の副題は“International Man of Mystery”、つまり“国際的ミステリアスな男”だが、その名の通り私生活は謎に包まれていて、誰にも気づかれずにこっそりと結婚していたマイク。とにもかくにも、おめでとうございます！
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）