コンサート・ツアー中のミュージシャン、エリック・クラプトン(65)が、米西海岸の都市を巡るツアー日程の合間に公共コインランドリーでひとり洗濯をしているところが目撃され、「ギターの神様」とも呼ばれるスターの、意外に足が地についた生活ぶりが明らかになった。
ロサンゼルスのストリートにあるセルフサービスのコイン式ランドリー。芸能番組「TMZ」のリポーターがデジカメを片手に中へ入って行くと、そこにはジーンズに茶色いジャケット姿の中年男性がひとり乾燥機から洗濯物を出し、もくもくとたたんでいる姿が。それは、なななんと、あのエリック・クラプトン本人ではないか!
「ミスター・クラプトン! あなた自分で自分の洗濯をしてるんですか! 素晴らしい! 洗濯を自分でしない男性は多いのに。」とのリポーターの語りかけに、カメラに気づくものの、そのまま無言で洗濯物に無心に取り組むクラプトン…。なんとも意外な光景がビデオにとらえられた。全米ツアー中のクラプトンが2日、カリフォルニア州サンノゼはHPパビリオンでの公演の前に、「ちょっとロスに立寄り洗濯中」のところをキャッチされたものだ。
英紙によると「イギリスで18番目にお金持ちなロックスター」で、1億2500万ポンド(約167億円)の資産を持つはずのクラプトンが、なぜ自分で洗濯を? 洗濯をするとストレスが癒やされるから? でも、ツアー中ならホテルに滞在しているはずで、ホテルのクリーニングサービスにお金を払って洗濯を頼めばいいのでは? 付き人やスタッフは洗濯をしてくれないのか? それとも何か恥ずかしい洗濯物があって、自分で洗わなければならない理由があったとか??
さまざまな憶測が頭の中を駆け巡るが、前述「TMZ」のリポーターは、ロックスターが「足が地についている」時間を作り、ツアー中にも関わらず「普通の人間である自分」を感じたいために、自分で洗濯をやっていると聞いたとのこと。
洗濯をしたがらない、もしくはしたこともない世の男性たちも、これを見て言い訳をやめないといけないかもしれない。何しろ「ギターの神様」でも、億万長者でも、「足を地につけて」洗濯をするのであるから、あなたにもきっと出来る…。
(画像=mirror.co.ukより)
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)