スーパーモデル、ジゼル・ブンチェン(30)の夫でNFLのトム・ブレイディ選手(33)が、ジゼルの前に3年間真剣交際していた女優のブリジット・モイナハン(39)。そのブリジットがこのほど沈黙を破り、ブレイディ選手との破局直前に授かった息子(3)を彼の立ち会いもなく出産し、産後も孤独な思いを味わっていたことなどを激白した。
このほど女性誌「MORE」のインタビューに答えたブリジット。04年から交際していたニューイングランド・ペイトリオッツの人気QB、ブレイディ選手と06年末に破局する直前に気づいた妊娠は、まったくの「想定外」だったという。
その後ブレイディ選手はジゼルとの本格交際に移行、09年2月に結婚し幸せな家庭を築き上げたわけだが、その陰でブリジットは07年8月、息子のジョン・エドワード・トーマス君をひとり寂しく出産した。「トムは私の分娩に立ち会ってはくれなかった。もちろん、私が“プッシュ”をしているときに、手を握ったりしてくれてはいないわ。出産の後になってお祝いに来てくれただけ。」
そしてシングルマザーとしての暮らしをスタートしたものの、しばしば不安感に襲われ「過呼吸状態」になってしまったというブリジット。「手助けに来てくれた父親が実家に帰ると言い出すたびに、泣いていた。」これは、09年12月に夫のブレイディ選手のペントハウスのバスタブで第一子ベンジャミン君を産んだ妻ジゼルが、夫の愛と理解を100%得てやりたいように子育てをしている状況と、実に対照的である。
時をそれほど空けず、元彼女と妻それぞれに子供をもうけた罪作りなブレイディ選手をはさみ、「三角関係」を作り出して来たこの3人。ジゼルとブリジットの間の確執が、何度も噂されてきた。しかし、ブリジットはこれをやんわりと否定する。「ジゼルにもトムについても公式に何かをコメントしたことは一度もないし、彼らとは息子を通じて毎日良い関係を持っているわ。」
ブレイディ選手とブリジットは「シビル・リレーションシップ」を保ち、息子のために今でもお互いの交流を保っている。「私は子育て中で、それは皆が知っていること。息子には両親と拡大した大家族がいるわけで、愛に包まれているわ。」その“大家族”にはもちろん形式上ジョン君の「ステップマム」である、憎き(?)ジゼルが含まれているわけで、“日陰の女”であるブリジット、やはり心からの本音でモノは言いたくないのだろう。非常に外交的なコメントでお茶を濁した。
一方でブリジットは映画「チャーリーズ・エンジェル」などで知られるマックGことマクギンティ・ニコル監督(42)との交際が順調と伝えられている。「ニコル監督と息子のジョンはいい関係よ。」と語るシングルマザーのブリジット、ジゼルに負けじと子育てに恋にがんばってほしい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)