代理母で第2子となる女児フェイス・マーガレットちゃんが誕生し、幸せ一杯のニコール・キッドマン(43)と夫のキース・アーバン(43)夫妻。しかし、代理母出産を選んだのは、ニコールが第2子の不妊に悩んだ末の決断だったことが、明らかになった。
ニコールはこのほどオーストラリアのTV番組のインタビューに答え、昨年末の代理母出産に自ら立ち会ったことを明らかにした。「自分の子供がこのような形で生を受けるのを見るのは、心の底から感動的なものだったわ。」とニコール。
フェイス・マーガレットちゃんは、正確には「代理母」でなく、夫妻の精子と卵子を用いて体外受精させた卵を「妊娠母」の子宮に入れるという、“借り腹”により生まれて来た。その決断の裏には、ニコールが第1子のサンデー・ローズちゃん(2)を出産後、不妊に悩んでいた事実があったという。
ニコールは「第2子をなかなか妊娠することが出来なくて、どうしても子供が欲しかった時に(代理母出産の)チャンスが訪れた。こうやって話しているだけで代理母の女性に感謝の気持ちでいっぱいで、感情的になってしまうわ。」と涙ぐみながら語る。
代理母出産は誇らしいことだ、と語るニコール。「私のように二人目が欲しくてもできなかったり、また一人目の妊娠がうまくいかなかったり、流産に苦しんだ人、誰もにとって、不妊に苦しむのはとても大きなことよ。私は不妊問題について隠さず話したいわ。私自身、不妊に苦しみジェットコースターみたいな起伏の激しい体験をした。結果的にゴージャスな子供達(養子2人、生物学的子供2人)の母になれた現在に至るまで、決して簡単ではなかった。」
ニコールは前夫トム・クルーズ(48)との結婚中に、子宮外妊娠と流産で2回の不運に見舞われ、イザベラさん(18)、コナー君(16)という男女の養子をもらっていた。完璧な美しさがトレードマーク、どこか近寄りがたいイメージのあったニコール。しかし今回のように不妊問題について包み隠さず語ることで、女性ファンにとってはぐっと親しみが増すのでは?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)