イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】クリスティーナ・アギレラまた失態。グラミー授賞式のオープニング・ステージでコケていた。

先日のスーパーボウルでアメリカ国歌の歌詞を間違えて歌い謝罪文を発表したことが記憶に新しいクリスティーナ・アギレラ(30)だが、そのたった1週間後の13日に開かれたグラミー賞の晴れの舞台で、またプチ失態をやらかしてしまった。歌唱を終えた瞬間に、舞台でつまずいてコケていたのである。

米ロサンゼルスで行われた第53回グラミー賞は、“ソウルの女王”の名を持ちすい臓がんで闘病中のアレサ・フランクリン(68)へのトリビュートで幕を開けた。ステージ上にはクリスティーナ・アギレラ、ジェニファー・ハドソン、ヨランダ・アダムス、マルティナ・マクブライド、フローレンス・ウェルチの総勢5人の実力派シンガーがずらりと並び、フランクリンの名曲をメドレーでソウルフルに歌い上げた。

クリスティーナは5人のセンターに立ち、メドレーの中でそれぞれのシンガーが披露するソロのトップバッターを務めた。人々の記憶にまだ新しいスーパーボウルでの大失態をここで挽回せねば!と思ったのだろう。名曲「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」の後半部分を、ちょっとやり過ぎなくらいソウルフルに情感をたっぷりとこめ、ぐいぐいと歌い上げて拍手喝采を浴びた。

そして5人全員が最後の曲「Sisters Are Doin’ It for Themselves」を歌い終え、スタンディングオベーションに包まれる場内全体を映しだそうと、カメラがズームバックしていく瞬間に、あれれ! 歌い終えて後ろを向いていたクリスティーナが、何かにつまずいてガクッとコケた! 近くにあったマイクスタンドを引っ掴み、辛うじて倒れずに済んだが、近くにいたジェニファー・ハドソンらに支えられてよろよろと立ち上がった。TV中継の画面では、ちょうどそこでタイミングよくアレサ・フランクリン本人からのビデオレターが紹介され、クリスティーナがコケたことに気がつかなかった視聴者も多かった。

今回のグラミーではレディー・ガガが「卵」に入って登場し、ステージで「ふ化」したことが話題のダントツ・ナンバーワンとなっていたものの、クリスティーナの件も目ざとい人々がYouTubeなどにビデオをアップロードし、瞬く間に広まってしまった。

その後クリスティーナは舞台上でコケたことについて「あれはセクシーなエンディングだったわよね。」と負け惜しみコメントをした。今回は歌詞は間違えなかったし、パワフルな歌唱で観客を魅了したのに、なぜか「コケた」ことが強調されてしまう、ついてないクリスティーナにアーメンである。

YouTubeでその瞬間のビデオが公開されているので、映像で見たいという方はこちらでご覧あれ。http://www.youtube.com/watch?v=Y13LYMhLVNw&feature=player_embedded
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)