新アルバム「Born This Way」のリリースを今春に控えるレディー・ガガが、自身をイメージした香水「Monster」を初プロデュースすることが伝えられて来たが、このほどその香水の匂いが決まった。それは何と「血と精液」のイメージしたものだという。
ナマ尻をツイッターでさらしてみたり、生肉ドレスを着てみたり、何かとナマナマしいガガ様が、初プロデュースする香水の匂いに選んだのが、これまたナマナマしい「血と精液」の香りだというから仰天だ。“コレが自分を最も良く表現する香りよ!”とでも言わんばかりに、業界でも前代未聞であろう、この2種類の体液の匂いを混ぜ、香水を作りたいと指示を出したという。さすがガガ様、フツーではない。
しかし「精液の匂い」に関していうと、去年若手ファッションデザイナーのラッド・フラーニ氏がプロデュースした香水で使われ、話題になったことがある。それは人間の人生を象徴する4つのステージ(受胎、赤ん坊、中年、死)の匂いを混ぜ合わせた香水というコンセプトで、トップノートが命の始まりをイメージする「精液」の匂いだった、ということだ。
ガガの香水は「Coty」社から2012年春に発売される予定だが、「フローラル系」や「シトラス系」など他のハリウッド女優、シンガーたちが売り出している無難な香りの商品に交じって、果たして売り上げを伸ばせるのか? アメリカのティーンたちが一斉にガガの香水を身につけて「血と精液の匂いで、きょうの私はガガ気分よ!」などと言いはじめたら、それはそれでちょっとアブナイのだが、予想に反して意外と売れるかも!? 香水の最終的な仕上がりに注目したい。それにしても、「生肉の香り」でなくて良かった…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)