28日夜、株式会社角川書店 社長 井上伸一郎氏がツイッターで呟いた。
「アニメコンテンツエキスポというイベントを開催するはこびとなりました。Web KADOKAWA(http://www.kadokawa.co.jp/)の右端のお知らせに掲載していますのでご覧下さい。現在の情報は以上です。」
このツイートを受け、記者も早速同社のサイトをチェックしてみたところ、【『アニメ コンテンツ エキスポ』開催に関するお知らせ】という項目がアップされていた。
内容を確認したところ、詳細は2011年1月以降とありつつも既に日程は決まっており、『東京国際アニメフェア 2011』の一般公開日と同じ2011年3月26日(土)-27日(日)に開催することが明かされている。
既にネット上では「アニメコンテンツエキスポ、TAFに開催日までぶつけてきてる。いいぞもっとやれ」「東京国際アニメフェアにぶつけてきた。すげえ・・・」「角川の行動力スゴイなあ」と話題になっているのだが、一方では「なんつうか…正直白々しいとしか思えぬ」「角川さんら企業も何をビジョンしているかわからない・・・」という戸惑い気味の反応もみられた。
先日、東京都知事 石原慎太郎氏が実行委員長を務める「東京国際アニメフェア」に参加を予定していた企業の多くが、条例改正反対を理由に出展を取りやめたことはまだ記憶に新しい。今回の「アニメ コンテンツ エキスポ」準備委員会には、現在、株式会社アニプレックスや株式会社アニメイト、キングレコード株式会社など8社の名が挙がっているが、今後、参加表明を行う企業がどの程度出てくるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 北島要子)