先日、ごく初期の乳がんを発見し、腫瘍摘出手術も見事成功したと告白していた女優のジェーン・フォンダ(72)。彼女が来年にも、超有名音楽プロデューサーのリチャード・ペリー(68)と結婚することが決まった。
昨年婚約していたもののそこから先に全く進まず、トーク番組でフォンダは「結婚までしなくてもイイかなと思い始めている」と発言していた。だが先月、乳がんのしこりを摘出する手術を受けた際にペリーが誰よりも親身になって支えてくれたことに感動し、残りの人生を彼の妻として一緒に歩むことを決めたそうだ。
彼女にとっては映画監督のロジャー・ヴァディム、元政治家のトム・ヘイデン、CNNのオーナーでもあるメディア業界の実力者テッド・ターナーに次ぐ4度目の結婚であり、ターナーとの離婚からは9年半が経っている。
リチャード・ペリーは、音楽界で50年近い輝かしいキャリアを誇る超有名プロデューサー。ポップスやロックばかりかジャズ、カントリー、イージー・リスニング、ブラックまで、本当に様々なアーティストのために仕事をして来た重要無形文化財のような方である。
例を挙げれば元ビートルズたち、ロッド・スチュワート、バーブラ・ストライサンド、カーリー・サイモンなどが有名な所だが、ダイアナ・ロス、ポインター・シスターズ、レイ・チャールズ、ティナ・ターナーといった黒人アーティストや、アート・ガーファンクル、ニール・ダイヤモンド、マンハッタン・トランスファーとも、また意外な所ではエラ・フィッツジェラルド、フリオ・イグレシアス、ウィリー・ネルソンなども彼を慕っていた。
それは密度の高い忙しい日々を生きてきた彼らだが、ジェーン・フォンダの公式WEBサイトに公開されている無数の写真から、今の彼らが友人や家族との温かい交友の中で素敵に年齢を重ね、静かに、それでいて大変楽しく毎日を過ごしている様子が伝わってくる。本当におめでとうございます!
画像および参考:http://janefonda.com/tag/richard-perry/
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)