イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】レオナルド・ディカプリオ 危機一髪! 飛行機のエンジンから炎、緊急着陸

これはパニック映画のお話ではない。ディカプリオの乗った飛行機が、突如エンジン事故を起こし、緊急着陸を行った。今週の日曜日、彼を乗せたモスクワ行きの飛行機は、離陸後にエンジンの一部が火を噴き、機能を停止。機長の判断で空港に引き返し、無事、緊急着陸に成功した。

「ディカプリオは、パイロットの腕を絶賛しているよ」

このようにディカプリオの広報は明らかにした。日曜の夕方、現地時間の4時40分、 モスクワに向けて、ジョン・F・ケネディ国際空港を離陸したデルタ・フライト30。この時ディカプリオはトラを絶滅から守るため、サンクトペテルブルクで開かれる国際保護会議に出席する予定だった。

ところが、193人の乗客と11人のクルーを乗せ飛び立ったこの飛行機は、離陸してから1時間近くが経過した時、予想もしない事態に遭遇することとなる。飛行機が、上空3万フィートに差し掛かった頃、左側にあるエンジンの一つが、突然火を噴き機能を停止したのである。

彼もタイタニックならば、ヒロインを助けることができるかもしれない。しかし、飛行機の場合だとそれも難しそうである。いっぽう機内では、照明は真っ暗になり、パニック状態になったと関係者は語っている。乗客の一部には、泣き出したり悲鳴をあげる者もいたという。

この時に飛行機が積んでいたジェット燃料は、30トン近く。もちろん燃料に引火すれば絶体絶命である。そこで機長の判断により、上空でジェット燃料の大半を廃棄し、急遽ジョン・F・ケネディ国際空港へと引き返すことにした。

すでに空港では、炎上に備え100人以上の消防隊が待機。しかし機長の適切な判断のおかげで、飛行機は無事着陸に成功した。なお今回の事故は、エンジンの圧縮機が失速したことが原因と見られている。

さて、無事に生還することができたディカプリオ。彼は命の危機の直後にあっても、スターであることは決して忘れないようだ。緊急着陸に成功した後、飛行機のクルー達からサインをもとめられたディカプリオは、快く応じたとのことである。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)