29歳のパリス・ヒルトンは、もうハロウィンが待ち切れない様子だ。この黄色いマーク、米国では “happy face” と呼ばれ長く愛されているが、このマークが肩に大きく付いたシャツで、LAの街を歩いていた。
21日、愛犬2匹と、ラスベガスで手広くクラブを経営する実業家のカレシ、サイ・ウェイツを引き連れて、ロサンジェルスの「Trashy Lingerie」に買い物に現れたパリスがキャッチされた。ハロウィンのコスチューム選びである。
さて、来月11日になれば、2006年のパリス主演のコメディ映画『Pledge This!/パリス・ヒルトンの学園天国』に関する裁判が結審を迎える。
Worldwide Entertainment Group社の当時の弁護士で、投資家でもあるゴールドバーグ氏は、パリスのおバカな雰囲気でひと儲けしようと、約6000万円を投じてチープなコメディ映画を制作させた。だが興行成績はふるわず、プロモーションに気持ちが入らなかったパリスに対し、6億円ちょっとの賠償金支払いを求めている。
だが裁判所の判事は、“プロモーションする気になれないほどの駄作” というパリスの主張を認め、「パリス・ヒルトンさんの責任としては1300万円程度でしょう」と述べている。そのためパリスが負けた場合でも、賠償金額はかなり低く抑えられると予想されている。
ゴールドバーグ氏およびWorldwide Entertainment Group社も残念であろうが、パリスのおバカぶりでひと儲けようとしてバチが当たったのではないか。いや、その作品を見た裁判官が “コレでは当たらないでしょう” と判断したというのも、主演女優として熱演したパリスとしては十分にイタイ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)