ステージ4の喉頭ガンのため、現在化学療法を受けている俳優マイケル・ダグラス(66)。激ヤセぶりがかなり心配されるが、その治療が終わったら、是非とも叶えたい大きな夢があるそうだ。
彼はこの度英『The Guardian』紙に、今最も大切なのは愛妻キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、息子のディラン君(9)、キャリスちゃん(7)と一緒に過ごす時間であり、ガンの治療を終えたら家族で世界旅行に繰り出し、たくさんの素晴らしい思い出をプレゼントしてあげたいと語った。
「もちろん子供たちも一緒にだよ。だから学校を1年間休学させようと思っているんだ。プーケット、ベトナム、ニュージーランドにアフリカ…。子供ってほら、友達と一緒にいる方が楽しいから家族旅行なんてイヤだって言う時がいずれ来るんだよね。」
ところでこの春、元妻ディアンドラさんとの間に出来た長男キャメロン・ダグラス(31)が、不法薬物絡みの罪で5年の実刑判決を受け、現在服役中だ。
キャメロンが育つ頃の父マイケルは、俳優としてのキャリアアップに夢中で父親らしいことをしなかったらしく、そのことが悔やまれてならないと彼は言う。
「あの結婚で俺は大きな過ちを犯したと思っている。若い頃は自分のことだけに一生懸命だった。でも年とともに、些細なことは笑って許せるようになったし、考え方が変わったね。子供たちと接する時間を持ち、家庭を大切にする。これが自分の幸せにつながるとようやく分かったよ。」
それにしても、1年間子供たちを休学させても家族で世界旅行に出かけ、思い出作りをしたいという彼に、大変残念ながら、『THE BUCKET LIST/最高の人生の見つけ方』という映画を思い出してしまった。まだ彼にも、人生の時間が十分に残されていると信じたいのだが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)