今でこそ多くの方にご理解頂いているものの、このコラム名に胸を痛めながらお伝えしなければならないニュースがたまにある。現在喉頭ガンと闘っている俳優マイケル・ダグラス(66)の様子がキャッチされたが、激ヤセぶりがどうにも心配だ。
ステージ4の喉頭ガンが発見されたことを公表し、抗ガン剤と放射線による治療を8週間に渡り受けているダグラス。それでも最新作『Wall Street: Money Never Sleeps(原題)』のプレミア上映会には、妻キャサリン・ゼタ・ジョーンズを同伴して登場、周囲との談笑を楽しんでいる。
だがやはりそうした治療は辛いもの、6日にニューヨークでキャッチされたダグラスは、かなり痩せ一気に老けこんでしまっていた。7歳の娘キャリスちゃんの手を引き、「子供の学校の送迎は自分の日課だから、出来る限り頑張るつもりだよ」と言う。
大病をすると、幼い子や孫の存在が生きる励みになると言う人は多いが、ダグラスもその一人。子供たちの無邪気な笑い声、澄んだ瞳、みずみずしい肌を見ているだけで癒やされるそうだ。
キャリスちゃんの上にはディラン君という9歳の息子もおり、ダグラスはゼタ・ジョーンズとともにこの子らを養い、躾をし、成長を見届けなければなるまい。人生まだまだである。頑張って治療に耐え抜き、是非ともガンに打ち勝って頂きたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)